名前 |
北条城跡 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.7 |
北条城(山城948m/240m)きたじょうじょう堀切・郭・土塁城主:西牧氏長野県松本市梓川梓築城年代は定かではないが西牧氏によって築かれたと云われる。
西牧氏は滋野氏の庶流で鎌倉時代に西牧に土着し西牧氏を称したことに始まると云われる。
応永7年(1400年)の大塔合戦では仁科氏らとともに守護小笠原氏と戦った。
天文17年(1548年)の塩尻合戦では始め小笠原長時に従って武田氏と対峙したが、西牧信道は三村長親と武田氏方に寝返り、仁科道外は兵をまとめて引き上げるなど、小笠原氏敗走の一因となった。
その後は武田氏に属していたが、天正10年(1582年)武田氏が滅亡し、織田信長が本能寺の変に倒れると、徳川家康の援助を得た小笠原貞慶が旧領を回復し、このとき西牧氏は小笠原氏に攻め滅ぼされたが、同じく裏切ったはずの三村氏は、小笠原長時の孑小笠原貞慶より、どの家臣よりいち早く本領洗馬郷安堵されている。