名前 |
シャレール西ヶ原 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
関連サイト | |
評価 |
3.7 |
貝塚広場 - 西ヶ原貝塚 -西ヶ原貝塚は、明治 11 年(1878年)頃に発見された著名な縄文時代の貝塚です。
貝塚広場は、この場所で貝塚や住居跡などが発掘されたことをお示すため、それらが保存されている場所の上に造られています。
◆場所西ヶ原貝塚は、北区西ヶ原一丁目および三丁目にあります。
地形的には武蔵野台地の北東部の端にある台地(上野台)の上にあります。
◆貝塚の時期と広がり今までの調査結果によると、縄文時代中期後半から晩期初頭にかけて断続的に形成された貝層が、東西 140m、南北 180mの規模で馬の蹄のような形に分布していることが判明しています。
◆調査で発見されたもの今回の調査地区では、縄文時代前期前半(今から約 6500~6000年前)の住居2軒、後期(今から約4400~3200年前)の住居 34 軒以上、墓 20基、時蔵六6基のほか、多くの柱の穴などが発見されています。
貝層は、小規模のものが数多く確認されており、弧を描くように点在していました。
これらは、使われなくなった竪穴住居の窪地から見つかっているものが多く、層の厚いところでは40~50cm 程あります。
貝はハマグリとヤマトシジミが中心となっています。
遺物については、土器や石器(発など)のほか、土偶・王製の耳飾り・鹿角製の銛・貝輪・貝刃・獣骨・魚骨など蹄が出土しています。
なお、発見された貝層の一部を標本として建物内に展示しています。