秋分の日に行われる山野ん楽。
若八幡神社略記一、祭 神・仁徳天皇(第十六代)・大葉枝皇子 ・小葉枝皇子 ・䳄鳥皇女(めとりひめみこ)一,由緒○後冷泉天皇(第七十代)の天喜元年頃(一〇五三)に創建される。
(奉納の神鉾に天喜元年八月十八日の銘がある)○後嵯峨天皇(第八十八代)の寛元二年(一二四四)の春、宇佐大宮司豊前国到津、筑前国立岩別府領主下山野冠者、宇佐宿弥公高が宇佐領御神領地立岩別府管内の総鎮守として、御分霊を併せ祠る。
※この頃、奉楽祭が伝えられる。
※以来、宇佐大宮司と立岩別府領主を兼ねたものが奉祀し神宮寺を建立し、座主別当を配置した。
○文永八年(一二七一)神宮寺座主妙道が五百羅漢を奉納○至徳二年(一三八五)秋月城主秋月種氏が鰐口を奉納(奉寄進至德二乙丑十二月八日施主種氏の銘がある)○永禄四年(一五六一)大友宗麟の家臣奈多鑑基が山野城攻略の時、社殿並びに神宮寺炎上(神宮寺廃寺)○永禄七年(一五六四)宇佐大宮司公澄神殿再建○寛永年間筑前国大守黒田忠之が社殿の改築、祭祀の厳修をはかる。
また、享保年間、天保年間山野触がおかれるとその宗廟として崇敬を受けたので古式奏楽祭を遺存することができた。
○寛文八年(一六六八)獅子狛犬奉納(獅子の銘に『寛文八戊申年十一月吉日願主西田忠右門』狛犬の銘に『寛文八戊申年十一月吉日願主石川彌二郎・赤坂半三郎・西田源三郎』とある)○享保十三年(一七二八)黒田藩士佐々倉氏宗村、須賀社に鳥居奉献○宝暦五年(一七五五)神額奉納(中並半三郎)※明治十三年(一八八〇)から明治二十二年(一八八九)の十年間奏楽祭中止される。
○昭和三十二年(一九五七)鎮座九百年祭執行○昭和三十三年(一九五八)十月『山野の楽』福岡県無形文化財に指定○昭和五十一年(一九七六)『山野の楽』福岡県無形民俗文化財となる○平成元年(一九八九)神殿・拝殿改修○平成六年(一九九四)伝承館建立(稲築町)を記念して楽保存会発足、五百羅漢(県有形民俗文化財)収納家屋改築社前掲示版ーーーーーーーーーーーーーーーー村社 若八幡神社 嘉穂郡稲築村大字山野字神宮司祭 神仁徳天皇、大葉枝皇子、小葉枝皇子、䳄鳥皇女由 緒社傳に創立年代詳ならず社藏の鉾に天喜元八月十八日とありと云ふ然れば天喜年間以前の創立たるべきも今確徴を得ず(天喜の銘のある鉾は寶曆年中盗難に罹り亡失す)大宮司從五位下山野冠者宇佐公高豊前到津筑前立岩別府の領主たり後冷泉天皇御宇寛元二年居城山野村に宇佐八幡の御分靈を勸請す(舊宇佐大宮司到津家文書)當地宇佐の神領たりしを以て寛元二年宇佐八幡宮を勸請し祝部を置き神宮寺を建立し、座主別當を配置して宇佐大宮司より守護奉仕の社となり其代官祭事を掌れり天文年間に至り宇佐公澄此地に移り住す夫れより其の子孫世々奉仕することゝなり公澄永禄年中豊後大友の爲に亡さる其子宇佐公憲其後を享くと雖本社の社領は漸々減少せられ大坪一町石町一町二反餘神饌料として殘りしも是亦沒収せられ漸く其書付寫のみ社家の家に殘れり、永禄七年までは神幸の儀ありたれども其後廢絶せり古来年中數度の祭禮ありしも亂世の砌より多く廢絶せりと云ふ今殘れるは八月社日の日の大祭(種々の儀式あり又此の祭は一村三人迄に絶ゆるとも怠るまじとの誓願に依る所なりと云ふ)九月十九日例祭(此祭前夜より神樂を奏す)小祭は三月百手祭四月麥初穂祭六月氷室祭八月早稻初穂祭霜月丑の祭なり然れども其の儀は昔日の形計りなり、往昔は神宮寺あり何時の世にか絶へて今の神社の側に其後殘れり(薬師堂存す)往昔神幸所の跡に五百羅漢の石佛あり、文永八年五百羅漢を彫刻し諸事宇佐神宮に準じ勤行せられたりと云ふ(今三百四五十斗あり)其側に穴あり(俗に伊勢高野と云ふ)此の中に立石あり一は伊勢大神八幡大神春日大神とし一には文字摩滅して讀み難し只「天神、文永八年六月十三日主妙道」の文字を讀み得るのみ。
薩埵之聖廟也今年再興故殿而復舊規矣云云(下略)元中二年秋月城主秋月種氏鍔口一口を奉納す、永禄七年宇佐大宮司公澄神殿再建、當時本社の神領は山野村平恒村、堀池村、西田村、入水村、高倉村なり。
寛永二十一年筑前國大守黒田忠之公拜殿一棟造營寄附せらる元禄十年拜殿再建安永三年御拜造建す。
附記本社祭事の事寛元二年宇佐八幡宮の御分靈を勸請すとあるも現在祭神は宇佐神宮の祭神にあらずして若宮の祭神に同じ又天喜元年の鉾ありたれば元来神社ありて之に宇佐の分靈を合祀したるもの歟今古傳を失して分明せず又寛文七年の棟札に依れば云々亦應神八幡薩埵の聖廟也とあり然ば宇佐本宮の祭神と若宮とを合せ祭りし如くも今確徴を得ず。
明治二十五年七月五日村社に定めらる。
明治四十年八月十五日拜殿、弊殿を再建す。
明治四十三年七月三十日字祇園山無格社須賀神社と本社境内と合併須賀神社同境内神社は村社の境内神社とす。
例祭日 九月二十三日神饌幣帛料供進指定 明治四十二年三月六日主なる建造物 神殿、弊殿、拜殿、倉庫主なる寶物永禄七年宇佐大宮司公澄公神殿造營の棟札一枚寛永二十一年黒田忠之公拜殿寄附の棟札一枚至德二年秋月種氏公寄進の鰐口一文永八年僧妙道寄進の五百羅漢の石 約三百個境内坪数 千六百二十坪氏子区域及戸数 山野 約三百三十戸境内神社磯崎神社(大巳貴神、少彦名神)稲荷神社(倉稲魂命、大宮姫命、垣安命)須賀神社(大巳貴神、素盞嗚神、稲田姫命)高木神社(高木神)神明神社(天兒屋根命、武御雷命、經津之命、少彦名命、他三神)福岡県神社誌 上巻。
神社の南側、五百羅漢の近くの道路沿いに駐車場があります境内までは階段になっており、手水も綺麗にお手入れされています拝殿裏に、赤くて綺麗な神殿があるのでこちらでお詣りするように書いてありました御朱印は、この神殿の向かって左にある階段を降りて右手にご自宅がありますのでこちらで頂けます事前に連絡したほうが確実かもしれません(書き置きタイプ)神紋は二羽の鳩で可愛らしい御朱印でした秋分の日の山野神楽も歴史があり、その際は運動公園の駐車場を利用するようです。
神秘的やなー。
氏子さんが きちんとご奉仕されている感じが良かったです。
神様に、お膳も上げられていました。
春にいくと藤があるのかな? 秋はイチョウですね❗
宇佐神宮の流れの神社です。
五穀豊穣無病息災 目の神様 安産の神様、安産の神様の前には左右に大きな石と小さな石があり、大きい方は、男の子が欲しい時に小さい方の石は、女の子が欲しい時に座ると良いと言われています。
9月22日23日(秋分の日)は、774年続く山野の楽と言う祭りがあります、今年は福岡県無形民俗文化財指定60周年です。
秋分の日に行われる山野ん楽。
800年近く続いています。
宇佐神宮の流れの神社です。
五穀豊穣無病息災 目の神様 安産の神様、安産の神様の前には左右に大きな石と小さな石があり、大きい方は、男の子が欲しい時に小さい方の石は、女の子が欲しい時に座ると良いと言われています。
9月22日23日(秋分の日)は、774年続く山野の楽と言う祭りがあります、今年は福岡県無形民俗文化財指定60周年です。
小さいな田舎の神社ながらも、朱で彩られた小さなお宮さんが実に愛らしく可愛い神社です。
立派な鳥居をくぐり、参道を登ると、まずは立派な舞殿(?)がありました。
その舞殿を裏手へ回ると、朱色の神々しいお社があります。
お参りは、こちらでしましょう。
なお、日頃はお手水は水がなく出来ないようです。
隣接の、ふれあい館にもお邪魔したかったのですが、こちらは閉館中の様でした。
すごく面白そうです。
またきてみようと思います!
秋のお祭りの時に行きました。
秋のお祭りの時に行きました。
名前 |
山野若八幡神社 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0948-42-0693 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.1 |
小さいな田舎の神社ながらも、朱で彩られた小さなお宮さんが実に愛らしく可愛い神社です。
御神木はイヌマキ。
樹齢350年以上となります。