住宅地の一画にある小さな公園。
京都に建仁寺を開山し、中国臨済宗・黄龍派(おうりょうは)の禅を日本に伝えた明菴栄西禅師(みんなん ようさい ぜんじ)の生誕地です。
◎栄西禅師の御真影の奇石あり⚫︎なんと、栄西様がご降臨か?⚫︎代々この地で受け継がれてきた伝説の石◎豆知識栄西は「えいさい」「ようさい」とも読む。
臨済宗建仁寺派では「ようさい」です。
中央モニュメントの中の白い部分が人物像に見えてきました。
栄西禅師が現れたんだと思いませんか。
しかも西(向かって左)に向かって手を合わせているような。
住宅地の一画にある小さな公園。
日本に茶を飲む習慣を広めた栄西の生誕地にちなんで、湯呑の形をした石碑がある。
臨済宗の開祖、栄西(ようさい)禅師は1141年4月20日、備中(岡山県)吉備津宮の社家、賀陽(かや)氏の子として誕生され、二度の入宋により日本へ臨済宗をもたらし、京都・建仁寺を創建され、1215年7月5日、75歳で示寂されました。
また栄西禅師は、在宋中、喫茶効用と作法を研究、茶種を持ち帰って栽培し、茶の普及と奨励に勤め、日本の茶祖としても尊崇されており、その遺訓「大哉心乎(おおいなるかやしんや)」とともに吉備津の生んだ偉人の一人として語り継ぎたい人です。
地元鯉山学区老人クラブでは、郷土の生んだ偉人のご遺徳を偲び後世に伝えるため、関係有志とともに実行委員会を組織し、平成26年、師の800年忌以来、栄西禅師創建の建仁寺と賛迎会により整備された記念庭園において、「吉備津栄西茶会」を催し、香を供え花を立て茶を献じて多数の皆さんのご来駕を賜りました。
その後は毎年3月に吉備津栄西茶会を開催しています。
名前 |
栄西禅師生誕地 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
誕生地と云うことで楚々とした佇まいで、その道の方には、とても素敵です。