時計の博物館の奥側に新設された施設。
エントランスの床の「星ケ塔産黒曜石」の出土分布をプロットした列島写真を見た時、諏訪信仰の根幹は「ミシャグジ」との信念のもと、半生を掛けてその足跡を踏査した茅野市の寒天屋「地紙世(ちがみせ)」の女主人で郷土史家だった「今井野菊」さんの事を思い出しました。
長野県は勿論のこと三重、滋賀、愛知、岐阜、静岡、山梨、神奈川、東京、埼玉、千葉、群馬、栃木等々、自らの足で三千に及ぶ「ミシャグジ神」を訪ね歩き「御社宮司の踏査集成」を上梓しました。
諏訪の縄文人が各地にもたらしたものは黒曜石だけではなく古諏訪信仰「ミシャグジ」も、との想像が頭をよぎります。
3Dレーザー測定をして、縄文人が貴重な黒耀石を発掘した様子が、現場さながらにそのまま遺されている、ジオラマが有る。
訪れる際は『しもすわ今昔館おいでや』を目指してください。
そこに駐車場があり、受付があります。
星ケ塔の黒曜石原産地の歴史や採掘の様子がジオラマで紹介されています。
古代の人が黒曜石を実際に掘った採掘坑をリアルに復元している。
地面の下2m位に流紋岩の塊があり、その下に黒曜石の層が広がり所々に古代の人が掘った跡が残っている。
黒曜石を採掘していた頃をイメージできる展示になっているので古代の人を身近に感じられます。
周辺の考古館施設で入場料¥600は格段に高く、違和感がありましたが充分に満足する内容でした。
縄文時代好きの方は楽しめると思います🙆建物の横に古墳がありテラスから眺められるのも得した気分です!😊時計博物館は時計が沢山あったけど私にはあまり興味を引かれる展示はなかったかな(;_;)中庭にある大型天文時計塔のデモンストレーションは、短時間で終わってしまい何が行われていたのか理解できませんでした(;O;)
2021.8.21NHK「ブラタモリ 諏訪」で紹介されました。
縄文人が作った日本最古の採掘場跡地です。
下層が黒曜石(マグマが数時間~数年で冷えて固まった岩石)、上層が流紋岩(マグマが数千年~数万年で冷えて固まった岩石)、の地層を見ることができる。
山の中に、黒曜石採掘跡地は200発見された。
古代の黒曜石の発掘についてジオラマやパネルがたくさんあります。
諏訪大社の下社にも近く、駐車場もあって楽しめます。
一緒の時計の博物館にも入れるし、無料のおいで屋の足湯も楽しいです。
名前 |
しもすわ今昔館おいでや•星ケ塔ミュージアム 矢の根や |
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ジャンル |
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電話番号 |
0266-27-0001 |
住所 |
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関連サイト |
https://konjakukan-oideya.jp/%E7%9F%A2%E3%81%AE%E6%A0%B9%E3%82%84/ |
評価 |
4.2 |
時計の博物館の奥側に新設された施設。
黒曜石に関する展示。
実物大の黒曜石発掘ジオラマあり。
テーマ的に展示が盛りだくさんと言う訳ではないが、黒曜石について詳しく知ることが出来ます。
時計の博物館と入館共通です。