江戸時代、このお寺のある安芸国能地浦(広島県三原市)の漁師は、瀬戸内海の各海域へ家船で家族連れで出漁し、漁獲物は出漁先周辺の農村に売りながら生活していました。
かれらはやがて出漁先へ定住するようになります。
けれども、幕藩体制下では人別は出身地で把握され、その人別帳がこの寺で作られました。
その「人別帳」によると、寄留地は瀬戸内海諸地域の100力村にもおよんでいます。
この寺は瀬戸内海の各地に進出した漁民達の戸籍を作り、伝えた寺院だったのです。
名前 |
善行寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0848-69-0844 |
住所 |
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評価 |
3.5 |
独立した山にあります。