階段の跡地でタイムスリップ!
江戸時代、厳島神社は神仏習合の社として信仰を集め、その管理・運営は棚守・座主・大願寺によって行われていた。
棚守は、神職を代表して神事を行い、自らも舞楽を舞っていた。
戦国時代の棚守房顕は、大内義隆や毛利元就の御師を務め、厳島神社の再興に尽力し、厳島神社の高舞台の疑宝珠には「棚守左近将監房顕 天文15年(1546年)」の銘文がある。
この屋敷は、広島藩主などの来島時の宿泊所となり、邸内には能舞台もあったといわれる。
また、ここから大聖院にかけての石垣の上には、祝師・上卿などの神職や、仏事を行った社僧、東泉坊・執行坊・修善院・多聞坊などの寺院が並んでいた。
名前 |
棚守屋敷跡 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.3 |
階段の跡地でタイムスリップ!