爽やかな風が吹く風光明媚な名勝地。
爽やかな風が吹く風光明媚な名勝地。
この地から旅立った弘法大師空海に思いを馳せる。
遣唐使にゆかりのある五島市三井楽町と、第16次遣唐使船(804年)で唐に渡った僧空海と深くかかわりのあることを広く紹介し、その偉徳を顕彰するために建立されました。
姫島を背に「辞本涯」(日本のさいはてを去るの意)と刻まれています。
この草原に立ち、東シナ海の大海原を眺めるとき、「日本のさいはての地よ、さようなら」の感慨にひたり、命をかけて唐に渡っていった人達の勇気と偉業を偲び、ただただ頭の下がる思いがします。
以上©五島市観光物産課さんより詳しい説明を抜粋させていただきました。
何を想って当時の方々が海に漕ぎ出し何を求めていったのか、誰も居ない中 ただ風と波の音だけが聞こえるこの地で感慨深い時間を過ごしました。
長崎~五島列島~佐世保と自転車で回り、これまであまり知らなかったキリスト教に触れる機会がありました。
潜伏キリシタンが有名な神の島ですが、空海がいよいよ唐に渡る決意の地、辞本涯の碑や帰国後最初に講義をした大宝寺など実は仏教の島としても興味深かったです。
辞本涯の碑は、遣唐使がこの地から中国に向かったことが由来しています。
空海が遣唐使として旅立ったのもこちらだとか。
景色もよく、歴史に触れられて気持ちが上がりました。
僧空海が、唐に渡る航海の途中、「死を冒す覚悟で、海に入り既に本涯を辞して・・」と残した苦難を記した語録から「辞本涯」の碑が立つ。
この地美弥良久の崎は、日本の最後の見納めの地であり感慨深い地であった。
じほんがいのひです。
五島観光歴史資料館の画像でも映っていた所で、ネットで検索すると三井楽(みみらくのしま)と出てきます。
地名は、みいらくでは?と思い調べてみると、みみらくのしまとは、三井楽の海岸域及び海域の事を言うようで、万葉集では美彌良久(みねらく)と言われ、続日本後紀では旻楽(みみらく)と言われていて、現在の三井楽(みいらく)になったようです。
日本遺産になっています。
五島市の日本遺産は、他に明星院本堂、白石のともづな石があります。
辞本涯とは、日本のさいはてを去ると言う意味で、遣唐使のゆかりがある地に建てられたそうです。
万葉集に載っている、遣唐使を送る母の歌の石碑も有ります。
風の強いこの地に立って、海を見ていると海の厳しさが伝わってきます。
弘法大師はここで自らを奮い立たせて唐に向かったらしい。
最果て感がすごい。
寒風吹き荒ぶなか、波が大荒れで飛沫が飛んできて寒い。
停めてあるバイクがひっくり返りそうなほどの強風だった。
現地に立つと、空海が辞本涯と、自らを奮い立たせる気持ちになるのは理解出来る。
前途多難の航海が待っている。
名前 |
辞本涯の碑 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0959-84-3111 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.3 |
柏崎公園内にある。
有志によって建てられたらしく、トイレが併設している以外の見どころはない。
ここに来たということは、オレンジロードに行くのだろうが、オレンジロードに入るとしばらくトイレがないので、ここで済ませておくと良い。
絶景度は高くなく、普通。
夕日を見に来るのはありだと思う。