収蔵室には珍しい白不動さんや天に矢を向ける愛染明王...
蔵王権現像が本尊。
ということは、やはり、修験道の密教古刹でした。
2023/08/30(水) 奈良の国立博物館で開催されている『聖地 南山城』を見に行った帰りに向かった神童寺😊役行者縁のお寺ということで、ドキドキ?😅しながら伺いました。
車必須の立地、なかなか簡単には行けない場所だからこそのドキドキ?💦この立地だから修験道の聖地なんだと納得です~✨お寺の駐車場に車を停めていざ入山❗仏像館に入館する場合は料金が必要ですが、境内の拝観は自由です。
そこまで手をかけてないのか、時間が止まっているかのような感覚になるお寺で、ちょっと神秘的です😊国立博物館へかなりの仏像を貸し出ししているので、今回は入館せず御朱印だけ頂いて帰って参りました。
※御朱印は書き置き・300円ご興味ある方にはオススメです✨
拝観すると、お寺の歴史や仏像の説明をしていただけます。
JAFカードの提示で、拝観料の割引きを受けられます。
本堂と宝物殿にある貴重な仏像、手の形や色が違う仏像など、説明を聞きながら見させてもらうのが良いと思います。
室町、平安、時代の仏像、本尊の蔵王権現像、不動明王に感動。
収納庫の、日光、月光、菩薩、愛染、不動、明王 阿弥陀如来像、役行者、前鬼後鬼像他像 虫食い後の小さな穴まではっきり見える位置から拝観ができるので自然に且つ保存の状態の素晴らしさにも感動、乾いた空気感の中、何時までも仏像を拝んでいたい気持ちにとらわれました。
幾度か兵火にて消失しながら頼朝や興福寺官務懐乗越前公が再建しているのも、これらの気持ちを奪う諸仏によるものでは と感じました。
吉野まで行かなくても、こんな平地に近い場所でも蔵王権現が拝めます。
山岳信仰にしては高度が高くないですが、やはりこのエリアがかつてはかなり重要な地域であったことが南山城の各寺院から伺えます。
蔵王権現以外の仏像も素晴らしいものばかり。
美術館といってもいい宝庫ですね。
蔵王権現は吉野のものよりサイズこそ小さいものの、写実性に富み迫力十分。
彩色も残っています。
不動明王もいいですが、愛染明王は動的な素晴らしい仏像です。
ほかにも日光、月光などこれでもかと藤原期の仏像が出てきます。
山といってもすこし道は狭いものの、ほとんとアップダウンタウンはなく道にも迷う心配なし。
車ならすぐにつけると思います。
山門の階段は急で、隣には一応スロープ的なものもあります。
が、ここを車椅子を押して登るのは相当骨が折れるなぁという急斜面ではあります。
山城にはたくさん素晴らしい仏像がありますが、一軒でたくさん見られる点ではこちらはかなりオススメです。
名前 |
神童寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0774-86-2161 |
住所 |
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評価 |
4.1 |
本堂にはいかめしい蔵王権現、収蔵室には珍しい白不動さんや天に矢を向ける愛染明王さんがいらっしゃいます。