名前 |
左口神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
当地は古くから田地の中に小社を有し、樹木鬱蒼としていたことから左口森と呼ばれた。
祭神は猿田彦で例大祭は10月13日。
通称オシャモッツァンと呼ばれる。
御神体は石棒とされ、男のシモの神、悪病除けの神、子宝の神などといわれる。
神社が西向きであるのも陰の神であるからとされるが、御神体が当地の北西に当たる川根の家山から伝わったため、その方角に向けて祠をつくったという伝承もある。
この伝承は、当地から家山に茶揉みの手伝いに行っていた男が、そこで知り合った諏訪出身の男から、男の住む村の辻々に祀られる道祖神の御分霊を譲り受け、当地に持ち帰って祀ったというものである。
御神体が明確に石棒とされていることや、諏訪信仰由来と伝承されていることで「ミシャグジ」色が濃く、周辺の他のシャグジとは一線を画す。
県内のシャグジの多くが消滅、あるいは他の神社に合祀された現在において、小祠ながら往古の信仰を今に伝える貴重な神社である。