金剛證寺参道の古道の内と朝熊村で鳥羽街道から別れ2...
伊勢音頭に”お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り”と歌われた朝熊ヶ岳にある金剛證寺参道の一つで最寄りの近鉄朝熊駅から朝熊ヶ岳山頂までおよそ6㎞。
途中、駐車場がある『であいの広場』近くの登山口から二十二町の石柱がある宇治岳道との合流点・朝熊峠まで比較的急峻な山道が続く。
ちなみにどちらの道も標高差が460mほどで、登山口からの直線距離が短い朝熊岳道(2.45㎞)が、宇治岳道(4.76㎞)より傾斜がきついと言える。
十町目付近で1925年から1944年まで営業していた朝熊登山鉄道鋼索線の跡地が見られ、途中、『朝熊町公民館』や『であいの広場』にトイレがあった。
22/02/06、この道を通って朝熊ヶ岳に登り、金剛證寺にお詣りした。
とても冷たい風が吹いていたが、とても良く整備されており、危険個所は皆無と言える。
(足元は整えて入山するのは当然のことだが…。
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名前 |
朝熊岳道 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/kaidou/walking/pdf/asama_all.pdf |
評価 |
5.0 |
金剛證寺参道の古道の内と朝熊村で鳥羽街道から別れ22丁で宇治岳道に合流する。
石地蔵と石標の丁石が続きます。
戦前はここを一っ気に登るケーブルも設けられました。
現在は近畿自然歩道の一道でもあり案内板は坂下の駐車場「出会いの広場」や朝熊駅、金剛證寺にあります。
ポイントしたここには十九丁の丁石地蔵とやや大きい丸彫りの地蔵がまつられており、また朝熊町からの「御礼」の立て札が建てられています。
朝熊岳道の丁石地蔵や石標は往時は転んだものも多く、これをせっせと直してくれた篤志の方があったそうで、そのお礼の立札です。
今でも山下から山上の各地蔵にお水と花の木が供えてあり本当に信仰の道です。
・十九丁 覺翁智達・・