震災後、そして今の南阿蘇村を知れる貴重な場所です。
旧長陽西部小学校(震災伝承館轍) / / .
「南阿蘇村 震災伝承館 轍 WADACHI」に行き、館の運営をされている市村さんに、案内していただきました。
特に、地震速報の音を含む当時の再現映像では、身体が凍りつき涙が出そうにる衝撃を受けます。
日本に住んでいる限り災害は防ぎようがなく、その事を忘れずに生きていかなくてなならないですね。
阪神大震災や東日本とはまた違う、熊本の被災地の様子。
崩れた阿蘇大橋の横にある、巨大な地崩れの跡は生々しい。
この南阿蘇村は、山に囲まれているのではなく、巨大な火山の一部だという事を実感させられました。
外観からは想像できないほど、展示が充実しています。
行かれる方は、市村さんに案内をお願いした方が良いです。
東日本大震災のあった南三陸町にも行きましたが、また違う観点で大変勉強になりました。
避難所グッズの見学や体験が出来たのも良かったです。
案内をして下さった方からは現地の悲痛な声がひしひしと伝わり、被災数年後に起きる問題点を聞く事が出来ました。
被災していない世代の学生にまでその意志が受け継がれて活動している事実を知り、自分に出来る事とは何か日々考えています。
必ず後世に残すべき施設です。
こんなささやかな場所に、こんなに熊本震災を学び、感じることができる場所が。
こんな場所…他にないんじゃないかな。
館長の市村氏の語りには、ガイド魂と共に、生き残った自分に、何ができるか…問い続ける学習者としての迫力を感じた。
彼の語りに引き込まれ、気づくとここが大切な場所になっていた。
一見の…いや、二見・三見の価値あり。
これまで、実際に震災にあった建物の中がメモリアルとして遺されている場所は訪れたことがありませんでした。
取り壊されてさら地になっていたり、危険だからといって入れなかったり。
なので、実際被害にあった建物内で受けるガイドさんのお話は、かなり心に響きました。
ありがとうございました!
訪れた時点では土曜日のみ開館、スタッフ一人で切り盛りされています。
震災による物理的な被害の遺構はこの近所にある旧東海大学阿蘇校舎がありますが、こちらは南阿蘇地域における震災の被害状況やそこで生活している人たちの復興について焦点を当てていました。
特に東海大学の学生さんたちの被害や復興への関わり方についてピックアップされており、自分の学生時代を想像しながら、阿蘇で過ごす学生が突然の地震に破壊されたら、と考えると非常にリアリティがあり印象に残る展示です。
土曜に来られた方は旧東海大学阿蘇校舎とセットで見られると良いのではないかと思います。
基本土曜日のみ 開館時間10時〜16時震災前、震災後、そして今の南阿蘇村を知れる貴重な場所です。
無料で地域おこし協力隊の方が説明してくださいます。
また、平日も写真の名刺の番号に連絡すれば開けてくれるかもしれません。
名前 |
旧長陽西部小学校(震災伝承館轍) |
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ジャンル |
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電話番号 |
0967-65-8065 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.9 |
10/29、震災遺構周遊モニターツアーに参加してきました。
これまでTVや新聞で見た風景とは違い、あの山のてっぺんから土砂が崩れ、阿蘇大橋はズリっと落ちていて、とても衝撃でした。
プロジェクションマッピングの解説の中でも、あの日の地震の警報音が鳴り響き、あの日我が家で感じた揺れを思い出します。
阿蘇と言う場所いろんな方々が訪れる場所だと思います、南阿蘇村の伝承館『轍』に是非、立ち寄って欲しいです。