名前 |
「トルファンの追想」圓鍔勝三 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
福山市蔵王公園の広場の片隅に大きな台座石に『トルファンの追想』が設置されています。
圓鍔勝三氏の作品で、1991(平成3)年に設置、この時の年齢は86歳で円熟期時代の頃で、瞑想的な心象世界の表現をした作品が多数輩出された時です。
作品は圓鍔勝三氏が若い年齢時代、遠く中国吐魯番(トルファン)を想い、二人の少女の組み合わせと輪の上に止まっている鳩ニ羽のデザイン、そして、そよ風に靡(なび)くスカート、良い穏やかなデザインです。
《トルファン》について中国新疆(しんきょう)ウイグル地区東部にある都市天山山脈南麓(なんろく)の地域、トルファン盆地の底の高度は海面下130mといわれ炎暑の地また、そこにあるオアシス都市、シルクロードに沿う東西貿易の要所でもある付近には交河故城(西へ16km)、アスターナ古墳(南東へ36km)、高昌古城(東へ45km)と遺跡がある。
葡萄栽培の歴史は2000年前に遡るともいわれる。
干し葡萄とワインで有名です。
詳しい経歴はふくやま美術館の道路まえの緑地の植込みにある《仏法僧》に口コミに載っているから御参照してください。