名前 |
花掛神社(住吉三神) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
村社花掛神社幣帛料供進指定社。
大字岐志の中央字原にあり。
祭神は底筒之男,中筒之男命,表筒之男命,息長足姫命を祀れり。
社伝に「神功皇后新羅に赴き玉ふときこの社の側なる山にて花を掛けて住吉大神を祭り玉ひし故に此の所を花掛山と唱へ,後に住吉大神の社を建て花掛大明神と號す」と。
祭日九月二十三日なり。
又社の東南の傍に大なる松ありたり。
綱掛松と呼ぶ。
これ皇后御船の纜(ともづな)を繋ぎ玉ひし樹なりと云ふ。
この松枯れて今はなし。
尚社の傍に大石あり。
東西の径七尺,南北の径一丈余り,袖敷の石と云ふ。
漁夫此の石上に神饌を供へて豊漁を祈る,故に龍宮石又は神宮石とも称ふ。
此社近年造営して壮麗なり。
引津海に瀕して景色佳し。
境内神社二,高峰神社及び蛭子神社。
糸島郡誌ーーーーーーーーーーーーーーーー村社 花掛神社 糸島郡芥屋村大字岐志字原祭 神底筒男命,中筒男命,表筒男命,息長足姫命由 緒社説に云ふ,神功皇后三韓退治の時此の所に船を寄せ給ひ住吉三神を鎮祭し軍の勝利を祈り側なる山に花を掛け種々の幣帛を備えまつりし由にて社号を花掛神社と号す云々今に花掛山と云ふあり,又境内に神功皇后袖敷石と云伝ふ大石あり云々,明治五年十一月三日村社に被定。
例祭日 八月二十三日主なる建造物 本殿,弊殿,拝殿境内坪数 八百三十坪氏子区域及戸数 芥屋村大字岐志 百七十戸境内神社稲荷神社(保食神)白鳥神社(日本武尊,素盞男神,櫛稲田姫神)西宮神社(事代主神)高峯神社(高峯神)道祖神社(猿田彦神,天鈿女神)福岡県神社誌ーーーーーーーーーーーーーーーー「綿積大神」「八大龍王神」:宮石又は神宮石(糸島郡誌),神功皇后袖敷石(福岡県神社誌)東の鳥居:寛政十二年歳次庚辛十二月吉良南の鳥居(神社の方に向いている):明治廿五壬辰年十一月吉祥日寛政12年12月=1800-1801年狛犬:明治四十年十一月朔日建之 日露戦役紀念 加布里 石工 冨永才吉 冨永乙吉。