ひんやりとした 空気 場所でした‼️
ひんやりとした 空気 場所でした‼️
「安長土手」は当時の水害からいかにして命を守り、田畑からの生産力を確保していくか、生きていくための工作の証です そのために土手の少しの広場に(秋葉神社)が祭ってあり、また土手に向き合うごとくに(東圓寺)の創建があります。
霊験をも頂戴して「安長土手」は神聖な土地として代々受け継がれてきました。
慶長、元和期は鹿野城主亀井氏が古海の千代川の左岸を改修、新田開発(地名に大井手)をなさったが、「安長土手」は取り壊されることなく、今もその面影を色濃く残しています。
普段から約1キロに亘る土手は地元の方が犬との格好な散歩道になっています。
土手沿いは樹齢が数百年のタブノキがのそっと陽光を遮り、空気はいつもひんやりと薄暗く、いかにも歴史の雰囲気を漂わせます。
「安長土手」の位置は古代の因幡高草郡の沼地でしかも近くは河川(千代川と野坂川との合流地付近)が流れるとなれば魚やそれをついばむ野鳥が多く集まってきたはずです。
高草の沼地には鳥を捕る事を仕事とした鳥取部(ととりべ)がいたそうで、ここから鳥取県の県名が産まれました。
また千代川以西のこの辺りは戦国期、布勢の天神山城に因幡守護山名氏の勢力のお膝元で栄えました。
江戸期は池田家の狩猟場として管理下に置かれていました。
ただの土手なんだけど樹木が生い茂って趣があります。
日本の都市の歴史的景観の多くは近世(江戸時代)のものが殆どで、中世起源の都市景観って細い路地にその痕跡を感じるくらいなんですが、ここ凄いです。
混じり気なしに中世の雰囲気が残ってる。
マジ有り得ない。
タイムトリップできます。
『私たちを取り巻く歴史的環境』参照。
名前 |
安長土手 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.0 |
トトロ住んでそう。