A historical landmark.
天橋立からは少し離れたところにある史跡で名前の通りに昔誰かが身を投げた磯。
たまたまバイクを駐車する場所を探している時に見つけたけど、道路端にあるし個人で観光に来たらわからないかも。
動物の背骨みたいな石が足元にある。
「涙ヶ磯」との名前からわかるとおり、悲劇的な伝説にまつわる場所。
観るひとに「詩的想像力」を要求される。
目の前の牛の背のような石から時間を超越して源平合戦の時代まで時を遡り、もっと荒々しい海に突き出した牛の背のような岩から美しい女人が海に身を投げる光景を思い浮かべ、その女性の心情に自己を重ねることができるか。
そんなひと以外にはつまらない場所だろう。
もうひとつ、謡曲「丹後物狂」の舞台でもあるようで、こちらもストーリーだけ聞いたら陳腐なものだが、能舞台で演じているさまを観ることができたら、またこの場所が違って見えるのかもしれない。
(この場所の案内板には丹後物狂は廃曲になっている、としているが、最近復活している)
道路から見ると碑の後ろに身投石と呼ばれる牛の背のような石があります。
また、この辺りでここだけ護岸工事がされていません。
ここは『丹後物狂』という謡曲に登場する場所だそうで、その時代の様子が今も変わらず残っているのではないでしょうか。
透き通った水と牡蠣殻が印象的な磯でした。
名前 |
涙ヶ磯と身投石 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.0 |
A historical landmark.