名前 |
勝五郎生家跡地 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
周りは多摩ニュータウンの住宅街です。
説明板があるだけで勝五郎の生家はもうここにはありません。
江戸時代の有名な生まれ変わり話にゆかりのある場所です。
ここで生まれ育った勝五郎は病死した藤蔵の生まれ変わりだと語り、藤蔵の住んでいた程久保村に初めて行ったときは迷わず藤蔵の家に進んで行ったそうです。
そして藤蔵に関することを語りその的確さで聞いていた人を驚かせたそうです。
その様子を平田篤胤が「勝五郎再生記聞」に著し、勝五郎は有名になりました。
初めてこの話を聞いたとき、不思議な話だなぁと思いました。
でも、ここは病死した藤蔵の程久保村にわりと近いのです。
藤蔵の家がずっと遠くにあったのなら本当に不可思議な話なんですが…。
ここだったら藤蔵やその家のことを勝五郎がウワサ話として十分に聞き得たのではないでしょうか。
もちろん悪気は無かったでしょうが、ウワサ話が無意識に記憶に刷り込まれたぐらいのことはあったのではないでしょうか…。