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名前 |
春子谷地湿原植物群落 |
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ジャンル |
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電話番号 |
019-656-6588 |
住所 |
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評価 |
2.3 |
夏にきましたが周囲の木が大きくて湿原は見えませんでした。
下記のように市の天然記念物に指定されているのに全く整備されておりません。
また春に来ようと思います。
県の自然環境保全地域に指定され、希少動植物が確認されている湿原「春子谷地(はるこやち)」(滝沢市)の面積が、この60年余りで5割以上減少している。
現地調査をしている県立博物館の専門学芸員(植物分野)によると、今後も陸地化が進むとみられ、絶滅危惧種を育む生態系が脅かされているという。
県によると、春子谷地は標高460メートル以下にあり、低標高地では県内最大規模の湿原で、周辺を含む面積は約38ヘクタール。
春子谷地の周辺には牧草地や畑があるが、ほとんど人の手が加えられることなく、良好な自然状態が保たれている。
滝沢市は湿原の植物群落を市天然記念物に指定している。
だが、土砂の流入によって森林やヨシ原などが拡大し、北側部分が陸地となった。
鈴木学芸員が空撮写真をもとに推計したところ、1948年当時の湿原の面積を100とすると、2005年までに40%以上が減少し、14年までに55%以上減少したとみられる。
県内の研究者が07年から09年にかけて調査した結果、新種とみられる昆虫や絶滅危惧種の鳥類の生息が確認された。
一方、かつてここで採取された標本があるのに、見つからない植物もあるという。
鈴木学芸員は「湿原の生態系は周辺とつながっており、湿原の保全には周辺環境を守ることが必要」と指摘する。