小さすぎて見落とすくらいの碑!
その昔橋があったなんて想像もできない交差点の歩道にひっそりと… 中山道の大宮宿はこの橋を渡ってからだったとか。
橋の手前(江戸方面)の今コクーンシティがあるところは刑場(罪人を処刑する場所)などがあったところです。
ちょうどこのビルの前にある電柱の脇に、小さな石柱が立っている。
ここには「安藤橋」があった。
紀州鷹場本陣・北澤家の失火に始まり大宮宿の85軒を焼いた1775年の大火(北澤大火)は、その救助活動が7日に及ぶほどの惨事であったという。
言い伝えによれば、この事態に際してときの勘定奉行であり道中奉行であった安藤弾正は、被災者に幕府の御用米と御用金を施し、宿場町を救ったと伝えられている。
しかし、それは許可を取らない独断による措置であったため、彼は責任を問われて切腹した。
安藤弾正に救われ、その死を悼む人々は、その徳を永く後世に伝えるため、墓碑を建てて祀ったという。
名前 |
安藤橋碑 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
2.8 |
小さすぎて見落とすくらいの碑!