室町末期まで大祝家の城館があったところです。
前宮の 煮の鳥居や十間廊、内御玉殿などがある一帯は、室町末期まで大祝家の城館があったところです。
そこから守屋山の中腹あるいは茅野方面(八ケ岳山麓)での狩猟や武技の式典などがあるときには、この辻を通って出かけたと伝えられています。
また、辻の北にある三宝荒神の縁日では、太市が開催された場所でした。
近郷近在から人びとが集まり、日用品から馬まで様々なものが売買・交換ざれたようです。
1965年(慶応元年)の大山津波(土石流)で辻一帯は大量の土砂に埋もれましたが、その後改修復元されて、今のような石塔や石仏などが安置されています。
名前 |
小町屋の辻 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.7 |
かつては市が立っていた場所。
江戸時代に山津波に襲われた場所だそうです。