真言宗のお寺さんです。
何年か前の台風で境内の樹木が倒れ、ご住職さんをはじめ、檀家の皆さん、職人さん総出で、境内整備をされたという山本院。
先ず山門からの堂宇下までの道中と、新しく造られた庭園周りでは桜が咲き誇り、堂前の六角形に廻した石玉垣の中、浅黄桜(岩間の桜)は新しい若木が命を繋ぎ、「最明寺の一本杉」も凛と立ち、時代を繋ぐ命と新しい命が見渡す限り見事で感動しました。
今の時代。
山本院のようにご住職さんと檀家さん他が一体となり、整備や造成されるのは本当に珍しく、ただお金を掛けて行うのではない姿には、色々と学ぶところがあります。
古くから桜の名所として有名だったのですが、また名所復活もそう遠くないでしょう。
本堂他の建築物も、各建築年間の一級品ばかりで、山の裾野の谷間に構える姿は圧巻でした。
また機会があれば、ご本尊である「行基作」と伝わる1.5mの阿弥陀如来坐像を拝観させて頂きたいと思います。
真言宗のお寺さんです。
名前 |
山本院 |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
086-279-0673 |
住所 |
|
評価 |
3.3 |
キュッとした坂道を駆け上がった先にある立派なお寺。
静かな境内には立派な銀杏の木が、色付く紅葉を楽しませてくれます。
春の桜の季節にも来てみたいです。