城跡碑と説明板がありました。
吉田郷土館か神本神社から伸びている通路を通り、小高い丘に上がるとその城址が見えてきます。
正直なところ城であったという顕彰碑だけがそれを伝えており、現在は宅地造成で大半が失われ、東端の一部のみが残っている状態で、備えられた東屋で一息つきながら自然と戯れる場所(夏場は藪蚊が集団で襲ってくる)です。
戦国武将・明石尚行により築城・その後にキリシタン大名としても有名な高山右近重友もこの城の城主になりましたが、明石市新明町に船上城を築城・移り住んだため廃城になったそうです。
この城を築城する際に、この場所は弥生時代の遺跡である播磨吉田遺跡があったそうですが、遺構はほぼ残っておらずこちらも顕彰碑のみが西日本で最初に稲作文化を始めた人々が住んでいたとされる遺跡あったことを物語っています。
駐車施設はありませんので、吉田郷土館の駐車場を使用させてもらい、郷土館で一声かけさせてもらってから訪れています。
早朝で入口に鍵が、他に登り口があるの?全く分かりづらい。
削り残された丘状地形が城跡を偲ばせる。
石碑有り。
明石陸軍大将や明石全登に思い巡らすには些かサビし。
明石城よりも古い元々この地域の中心となる城。
弥生集落の遺跡もある。
隣の資料館に詳しくある。
城跡碑と説明板がありました。
吉田郷土館という立派な資料館があります。
その建物の正面入口の左手に登城口あり。
整備された階段を数分登ると丘の頂上に、そこが主郭部。
小高い丘なので昔は見晴らしが良かったのでは、と思わせる。
想定以上に広く平らな主郭部。
そこに城跡碑がありました。
遺構としてはそれだけ。
でも、整備はきちんとしてあるし、それだけでも遺構があるだけ嬉しいね。
駐車場は吉田郷土館の無料駐車場を利用。
名前 |
枝吉城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.0 |
特にこれといって目立った遺構はなさそうですが、城郭配置図があったので想像して思いを馳せるくらいの場所でしょうか。