小1時間も掛からず観ることができるでしょう岡崎の美...
明治期から昭和初期にかけて活躍した七宝焼の大家、並河靖之(1845-1927)の自宅兼工房を使った記念館。
夏季・冬季は休館しているので注意しましょう。
ちなみに2022年5月に見てみたら、耐震工事のため休館中でした。
リニューアルオープンは2023年4月末とのこと。
その後、2023年9月に訪問したところ、2023年4月28日にリニューアルオープンした、とのこと。
見所は建物でしょう。
竣工は明治27年(1894年)。
伝統的な京都の商家の構えとのこと。
池のある庭があり、鯉が何匹か回遊してました。
作庭は小川治兵衛(1960-1933)。
小ぶりですが、いい感じです。
七宝焼美しかったです。
室内撮影不可。
現金のみです。
明治超絶技巧の七宝焼と言ったら2人のナミカワですが、その内、細密な有線七宝を得意とした並河靖之の作品を観ることが出来ます。
地下鉄東西線東山駅から徒歩5分くらいです。
並河七宝の作品や窯場、明治期の邸宅を静かに観ることができます。
超絶技巧の作品が見れます。
庭園も素晴らしいです。
超絶技巧な七宝の作家として名高い並河靖之の記念館です。
展示されている作品の数はそれほど多くないのですが、実際に工房や応接として使われていた建物がそのまま残っており面白い。
応接室として使われていた客間には、和室に立派なテーブルと椅子が並べられており、海外の顧客がここで何を感じたのだろうと想像すると楽しい。
素晴らしいのは濃密なお庭。
あのリアルな植物の絵は、きっとこの庭を見ながら生まれたものだろうと納得がいきました。
これまで、七宝をあまりみたことがなかった。
下絵が気になるので見に行った。
ゴットフリード・ワグネルと関わりのあった人物だったことがわかった。
生涯に2度も挫折しながら、有線七宝技法と色彩の豊かさ、透明感を生み出している。
池泉回遊式庭園もきれい。
地下鉄東西線で東山駅から、路地裏に入り、祇園饅頭工場とそば屋を眺めながら、行くのがおすすめ。
日本庭園は良いけど、受付の人の対応が良くない。
また展示物が少なすぎる。
あまりにも凄すぎる超絶技巧とセンスに脱帽。
小さな個人美術館です。
小さな作品が大半ですが、さすがに”有線七宝の第一人者”並河靖之の作品は小さければ小さいほど恐ろしいほどの精密さです。
作品の図案も一緒に展示されています。
お庭も公開されていて、決して大きくないけど、完全な回遊式池泉庭園で松も石灯籠も岩組も池も鯉も立派です。
これ見よがしに贅を尽くした風でなく日常生活の中でとても心地よい空間になっていました。
不思議なのは縁先にある細長く彫られた蹲踞(つくばい)がどこから手を伸ばして利用するのかわかりませんでした。
七宝の展示や解説も素晴らしいのだが、それらについては他の人に任せて・・・七宝記念館として公開されている旧並河邸の庭を手がけたのが、あの『無鄰菴』を作った七代目・小川治兵衛(通称・植治)なのだ。
しかもその工事はほぼ同時期に行われている。
靖之と植治は隣同士で親しかったらしい。
維新後の動乱のあおりで庭造りの仕事が振るわなかった30代半ばの植治にとって、無鄰菴と並河邸の作庭は転機となる重要な仕事だった。
一方1889年(明治22年)パリ万博で金賞受賞に始まる博覧会での数々の受賞と、七宝事業の好調で(靖之はこの庭をパリ万博にちなんで「巴里庭」と呼んでいたらしい)事業も軌道に乗っていた。
無鄰菴同様に1890年(明治23年)に完成した琵琶湖疎水から得られた豊富な水を用いた躍動的な植治の特徴となるデザインをこの庭園に見ることができる。
素晴らしい超絶技巧の七宝焼と日本家屋そして庭園小さな施設で展示も小部屋がいくつかだけなので、小1時間も掛からず観ることができるでしょう岡崎の美術館の直ぐ近くです合わせて行かれていかがでょうか。
小さいながらも博物館館法に則った施設。
その中に七宝、建物、庭、そして残すという思いまで残ってる。
素晴らしい学芸員さんによって守られている明治の貴重な記憶です。
明治の日本を知る上では、官営の製糸や製鉄にも並ぶものだと思います。
内部は庭園以外撮影禁止。
That is small museum, but conforming to museum law. There are still leaving the shippo, buildings, garden. It is a precious memory of Meiji being protected by a wonderful curator. In knowing Japan in the Meiji era, I think that it is also aligned with the government-sponsored yarn and ironmaking.The inside is not allowed to shoot other than the garden.
無鄰菴と同じ七代小川治兵衛による作庭。
広縁の下まで池を引き込んでおり、足の下に鯉が泳ぎ入り込んでいく様は、池とは思えない不思議な感覚になる。
七宝焼きの並河靖之さんの住居を美術館にしています。
明治元年に七宝職人になり、明治6年には海外の博覧会に出品されてます。
この家は明治29年に建てたそうです。
七宝焼きは美しいですね。
弟子がいなかったため、どうやってあの色合いを出したのかは正確にはわかってないそうです。
海外からのお客様用に作られた応接間と国内のお客様用に作られた応接間、2つあるのも面白いです。
庭も素敵です。
リラックス度8
開館時間に注意して下さい。
京都の庭と聞いてイメージする大々的なものではないけれど、水の流れる庭園は自信を持って薦められます。
晴れた日なら、庭木に降り注ぐ太陽とその下に出来る影のコントラストが映えると思います。
★3.5中庭はコンパクトながらもいいシーンがいくつかありました!
名前 |
並河靖之七宝記念館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
075-752-3277 |
住所 |
〒605-0038 京都府京都市東山区三条通北裏白川筋東入る堀池町388−2 |
営業時間 |
[火水金土日] 10:00~16:30 [月木] 定休日 |
関連サイト | |
評価 |
4.3 |
七宝と言えば愛知の七宝町ですが、そこのアートビレッジでここを勧められました。
藤の超絶技巧壺が見れます。
ロストテクノロジーでしょうね。
素晴らしい。
お庭も綺麗です。
場所がまた風情があるとこに存在します。
蚊に刺されます。