名前 |
更雀寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
075-781-2115 |
住所 |
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評価 |
3.0 |
この更雀寺(きょうしゃくじ)は、清少納言の恋人でもあり、美男で歌が上手い藤原実方(さねかた)について謂れのある寺です。
ところが悲しむべき事が起こります。
995年に宮中で藤原行成(ゆきなり)と口論してツエで行成の冠(かんむり)を殴り落とします!その際、行成はおとなしく逆らわなかった。
それを聞いた天皇は実方だけを東北に左遷し、その後、実方は失意のうちに亡くなります。
ある夜、当院の住職が夢の中で、実方が雀に化身して京都に帰って来るとのお告げあり、朝起きると死に雀があった。
そして丁重に葬った。
それは「雀の森」と呼ばれるに至る。
そして、ここで特筆すべき事は日本の哲学史では記念すべき場所。
当時、オランダ留学していた西周(にしあまね)は徳川慶喜の相談役として働き、ここで私塾を開き、西洋事情について講義していたのである。
この中には、勝海舟や同志社設立の山本覚馬がおり、後に覚馬は日本で最初の哲学書と言われている「百一新論」という書をまとめた。
近代日本の隠れた舞台でもあるのです。