神社に登る手前に、古墳があります。
17 基の古墳からなる後期古墳群、200基以上の古墳が造られている雪野山東側の麓に位置する。
築造時期は6 世紀中頃から 7 世紀初頭。
46号墳(前方後円墳:全長21m)以外はすべて円墳。
雪野山歴史公園北側にあり、横穴式石室が見学できる。
近江の山々の裾野には古墳が群れるように存在しているが、ここは間近に近接して小さな古墳がボコボコと「群れて」いる。
こういった光景を見て思うのは、どうして近江には巨大な前方後円墳のような古墳がなくて、こういった小さな円墳が群れるように存在するのか、ということ。
これは私の想像だが、近江という土地は温暖で平野が広がりものなりがよく、また鈴鹿山系を水源とした川筋が豊かで水に恵まれ、琵琶湖もあって魚介にも恵まれていて、強大な支配者の元でまとまって国を作る必要性がなかったためじゃないか。
つまり強大な権力者、リーダーが必要になるのは他の集落からの攻撃から防衛するため、反対に食料が乏しくなったときに他の集落から奪うためじゃないか。
それが近江という土地はみんな豊かであったために争いあう必要がなく、小さな豪族の元でまとまるだけで終始して、大和で強大な王権か確立したために小さな単位のままでそれに臣従してそのまま大和朝廷を支える立場に移行したのではないかな。
神社に登る手前に、古墳があります。
雪野山とその周辺には史跡が多いです。
名前 |
八幡社41号墳 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
http://www.shiga-ec.ed.jp/www/contents/1438304524592/html/common/other/55d173d3045.pdf |
評価 |
4.3 |
見応えのあるたくさんの古墳群を見学できました♪