マキシミリアノ・コルベ記念館(聖コルベ記念館)へ ...
マキシミリアノ・コルベ記念館(聖コルベ記念館)へ コルベ神父が選んだ彦山斜面に建つ記念館です。
無宗教の私は今回知ったのですがコルベ神父はポーランドの聖人で、アウシュビッツでお亡くなりなっておられます。
ポーランド人が多く来館されるそうで、ヨハネ・パウロ二世も来館されてます。
その後、ルルドにも行きました。
ひたすら階段で雨の後で滑りそうで大変でした。
名前 |
聖コルベ記念館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
095-824-2079 |
住所 |
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関連サイト |
https://www.city.nagasaki.lg.jp/nagazine/museum/040216/index.html |
評価 |
4.5 |
遠藤周作著『女の一生』、永井隆著『亡びぬものを』を読み、誘われるように足を運びました。
コルベ神父がアウシュヴィッツに行く以前に、この地で過ごした質素で静寂な信仰空間を垣間見ることができます。
展示室入り口すぐに、小スペースながらコルベ神父にまつわる永井博士と遠藤先生の展示コーナーもそれぞれあり、初めて訪れた来館者をコルベ神父の部屋までナビゲートしてくれているかのようです。
愛に生きたその崇高な精神に留まらず、展示室には当時コルベ神父らが布教のための出版物製作に用いた大きな印刷機(ドイツ製 / 紙折り機能もある)もズッシリとした重厚感を放って置かれています。
戦後かなり過ぎた頃まで実際に使われていた印刷機だというから驚きです。
科学技術と信仰についてはしばしば論ぜられるテーマですが、布教の発展の影には科学技術の活用が不可欠だったとわかります。
無宗教の私でも十分すぎる豊かな時間を過ごせました。