閑静な住宅街にある史跡。
今は石室の位置が示されていますが、昔はそこに建物が建っていて、窓越しに石室の中が見ることが出来ました。
今は保全のために埋め戻されました。
建物があった時代が懐かしく思い出されます。
少なくともリアルな石室を見られたのは良かったです。
住宅街の中にポツンとあります。
隣の公園は近くの子供達の遊び場です。
駐車場はありません。
近隣は住宅街なので、駐車場もあまり無いようです。
閑静な住宅街にある史跡。
近くでみると小さめですが実際には一部で保存のために埋めてあるとか。
詳しい事を知らず初めて行ったのですが、石室の上からのイメージが分かるようになっているのは、おお! と感心しました。
綺麗に草も刈られ、担当の方々には感謝ばかりです。
今度は予習してから行きます。
関東地方では大変珍しい八角形古墳。
八角形古墳は古代天皇系🤔
現在は円墳のようにみえますが、全国的に類例の少ない八角形をした古墳。
埋葬施設である横穴式石室は埋め戻されていますが、ブロックによって石室の位置や形状が表現されています。
この辺じゃ大きな古墳っす。
^_^
稲荷塚古墳の東側に資福院という寺院があったが、明治初年に廃仏毀釈により墳丘上に恋路稲荷神社が建てられた際に古墳上部が著しく削平され、天井石もほとんど取り去られて、遺跡とその周囲はかなり改変をうけた。
石室も盗掘され、遺物なども持ち去られたと伝えられる。
円墳とみなされてきたが、再調査の結果、従来東日本では確認されていなかった八角墳であることが判明した。
築造時期は7世紀前半と推測されている。
石室は既に盗掘されていたため被葬者は不明である。
かつて、八角墳は7世紀中頃以降の天皇陵の形式と考えられていたが、東日本では稲荷塚古墳の確認に続き、他の古墳でも確認が続いたため八角墳に対する見方を変えることとなった。
日本全国でおよそ15万基造られた古墳の内、八角墳は15例ほどしかない。
事前に多摩センタにある歴史ミュージアムで本古墳の紹介ビデオを観てから行きました。
そもそも8角形墳というのは皇室の古墳に多用されているらしいのですが、ここの古墳はそれらよりさらに古い時代らしく、渡来人の有力者の墓だったのでは?とビデオ紹介されていました。
かなり貴重な古墳らしいです。
とはいえ、現地は草ぼうぼうの公園の片隅に確かに小さな丘のようになっている場所があり説明掲示と、保護する建物が建っているだけです。
中は当然のことながら見ることはできませんので、詳しくは歴史ミュージアム等で調べることをお勧めしますーーーー直径34m・高さ4m、2段築成の八角形墳で周囲を幅2mの堀がめぐる。
埋葬施設は南西方向に入口をもつ横穴式石室で、全長約7.7m。
玄室・前室・羨道からなる複室構造で、凝灰岩の切石を用いて構築されている。
盗掘されていたため副葬品は見つかっていない。
7世紀前半の築造。
都指定史跡、1958(昭和33)年指定。
現状は直径20m・高さ2mほどの円墳で、墳頂には恋路稲荷神社が建つ。
石室は埋め戻されているが、ブロック舗装によって石室の位置がわかるようになっている。
思い出の場所。
こんもりもりあがった小山はいかにも古墳らしいのですが、上に立っているお堂がお粗末でいただけない。
名前 |
稲荷塚古墳 |
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ジャンル |
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電話番号 |
042-338-6883 |
住所 |
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評価 |
3.9 |
最近知ったので寄ってみましたが、雰囲気を感じる事ができました。
2023/12/21