一定の身分のある家に許された形式の門でした。
ウォーキング中に発見し立ち寄りましたが雰囲気が良くとても良かったです。
長屋門とは、身分のある武家や名主など、一定の身分のある家に許された形式の門でした。
お寺の外側からではなく、境内側から見ると分かるように門の両側には人のいるスペースがあり、門番や使用人などが住んでいました。
こちらの門は旧勝海舟邸の屋敷門であり、練馬区旭町兎月園で保存されていたものの、当時の所有者の事情により、取り壊しの処分を受けかけたところ、練馬区区長須田操氏(当時)の斡旋で、三宝寺に寄贈され、これを通用門として受け入れ、昭和35年(1960年)11月、解体移建されました。
それまであった通用門は下石神井本橋家(油屋)が寄贈された門でありましたが、上高井戸医王寺の山門として贈与したとの事でした。
扁額の「海舟書屋」は、「海に舟があるよう家の中には本がある」という意味であり、若き日の勝鱗太郎が指示していた佐久間象山からこの書を譲り受け、「海舟」の号を名乗るようになりました。
扁額自体は三宝寺に移築された時にはなかった物の扁額をかける金具は予め門に設置されていたため、令和に改元されるのを機に三宝寺側で模写して掲げた物であります。
寺との縁はあるんでしょうか。
通用門。
文政の頃の建築物。
元々、墨田区本所にあった旧勝海舟邸の表門(長屋門形式の門)。
その後、成増駅にあった兎月園遊園地の表門として利用され、1960年に三宝寺に移築された。
かつては赤坂の勝海舟邸の通用門だったようで。
それならば土方歳三や坂本龍馬も右脇の小さな扉を出入りしたのでしょうか。
興味深いですね。
趣のある門ですね。
勝海舟邸宅の門がここに移築されている。
名前 |
旧勝海舟邸長屋門 |
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ジャンル |
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電話番号 |
03-5984-2442 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.9 |
三宝寺に、お立ち寄りの時は、是非勝海舟の門を見学して下さい。
立派な門です。