芝大神宮近くの貯金塚。
貯金塚の特徴
大鳥居の隣にひっそり佇む貯金塚の石碑が魅力です。
牧野元次郎を称える歴史的な場所であることが特長です。
昭和32年に建立された貯金王ゆかりの史跡です。
芝大神宮の鳥居の近くに景気の良さそうな「貯金塚」という名前の石碑があります。現在のりそな銀行の元となる不動貯金銀行を設立し、かつて貯金王と言われた「牧野元次郎」の偉業をたたえて建てられたものだそうです。関東大震災の際にどこの銀行もお金がおろせない中、牧野氏が頭取をしていた不動貯金銀行だけが顧客の貯金の全額払い戻しを断行し、東京の復興に多大な貢献をしたそうです。碑文には「根気 根気 何事も根気」と書かれており、なかなか説得力があります。石碑の脇の説明書きのタイトルは「預金と災厄」となっており、そこに牧野氏の偉業が書かれています。最後に書かれている「倉は焼けても 貯金は焼けぬ」、何だかいいですね。
大鳥居の隣にひっそりと『貯金塚』があります。関東大震災で、日本政府は各銀行に対して「支払い猶予令」を発布しました。それは、貯金の引き出しに応じる必要はない、という事です。しかしひとつの銀行だけ全額払い戻しを行ったのが不動貯金銀行でした。その銀行 本店の焼け跡から出た破片(欄桿)2個を寄贈した碑です。碑文の最後に「倉は焼けても貯金は焼けぬ」の言葉は印象的です。銀行家として強い精神を感じます。そして驚くのは、何でも碑文は、文化勲章を受章した日本を代表する作家「武者小路実篤」が揮毫したものだそうです。
お金がたまります様…
かって芝大神宮の隣接地に現在のりそな銀行につながる不動貯金銀行があり、その設立者であり貯金王と称された牧野元次郎の功績を称え、1957年(昭和32)建立された。芝大神宮では、毎年10月17日 貯蓄・貯金の加護祈請として貯金祭を行なっている。
芝大神宮の鳥居の右側にある石碑。不動貯金銀行(後の協和銀行、りそな銀行)の創業者、牧野元次郎(まきの もとじろう)氏の功績を讃えたもので、「根氣 根氣 何事も根氣」という文字と、大黒天の像が彫られています(同行のモットーは大黒信仰を基にした「ニコニコ主義」)。石碑の脇の説明書き(『預金と災厄』)によると、・関東大震災の被害を受けて政府が支払猶予令を出した際、同行だけが預金の全額払い戻しに応じて復興に多大に貢献したこと・同行本店の焼跡から発見された欄干の破片2個が之(コレ。石碑と説明書きの石?)であることが記されており、最後に「倉は焼けても 貯金は焼けぬ」という名言(!)で締められています。芝大神宮では毎年10月17日に貯金祭が行われるそうです。
災厄は忘れた頃来る。
| 名前 |
貯金塚 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 営業時間 |
[水木金土日月火] 24時間営業 |
| 評価 |
4.1 |
| 住所 |
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貯金塚。塚のとなりにある説明書きを読んでフムフム。まさに、今こそ、このようなお方が国を救うリーダーとしていて欲しいと願う気持ちが湧き起こる。