名前 |
西田家住宅 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
西田家住宅(にしだけじゅうたく)は17世紀中頃、江戸時代前期(1615年~1660年)に建てられました。
西田家住宅はかつて「西の坊」という寺院だったと言われています。
西田家住宅は表側(南側)が土間を半分近く占め、出の間・客殿の二部屋、背面側(北側)がおいえ・中納戸・奥納戸の三部屋になっています。
出の間と中納戸の間の仕切りに片引き戸の帳台構えが残されています。
柱は釿(ちょうな)仕上げで、溝を刻み、板戸で部屋を仕切った痕跡があり、古い建築様式を残しています。
住宅は内側が黒い壁が多く、内部が暗いのが特徴です。
また外側は引戸・板戸が多く閉鎖的になっています。
ちなみに屋根は茅葺屋根だが、火災防止の為に鉄板仮葺になっています。
なお西田家住宅は内部が比較的よく保存され、この地方の江戸時代の民家としての特徴を残しています。