名前 |
やしま学園高等専修学校 -八洲学園高等専修学校-全日制 |
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ジャンル |
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電話番号 |
072-262-5741 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.3 |
人には人それぞれ、目には見えなくも多少なりハンディキャップは持っているものである。
中でも何らかの発達障がいを持っている、持っていると思われる子、集団生活がどうしても苦手な子、そういう分かりやすい子らが安心して通える高校であると思う。
いじめは存在しない。
少人数制でそれなりに学費は掛かりますが、親子共々、しっかりと見てくれます。
子の「育成」は学校と親との共同作業であり、親も育たないといけない。
親同士が集まり語り合う「なんでも語ろう会」は定期的に行われており、保護者対象のセミナーなどもある。
親は子よりも早くにこの世を去りますが、それでも子は、命あるかぎり自分の力で食べて生き、自分の人生を歩まないといけない。
この学校は、ただ単に勉強を教える場ではない。
自分が何者なのか、自分自身という者を知るきっかけの場を与えて下さり、社会の厳しさの片鱗を知り、自分なりの生き方や仲間との共存の仕方などを実践を通して探索しながら学べる、いろんなスキルを身に付けれる場でもある。
社会や進学の道に出る前にこの高校生活で色んな事にチャレンジして、今のうちに失敗を重ねながら生きていくことの難しさ、楽しさを知る。
まずは、自分の力で朝起きて登校するところから。
親は口出しし過ぎず遠くから見守る勇気を持つ。
余暇の過ごし方を自分で考え実行してみる、失敗しても良い。
失敗は歓迎される。
そんな寛容さと専門性、プロとしてのノウハウ、人脈の広さと関係する社会資源の深さを持ち合わせている学校であり、そんな心強い先生方が親子共々サポートしてくれる。
社会に出たあとのアフターフォローもあり、進路先としてどのような選択肢があり、どのような社会的な支援を受けられるのか、親身に相談できる。
3年間の高校生活のあと卒業後に必要であれば「専攻科」に入学して更に2年間かけて社会進出前の修行を積む事も出来る。
卒業後も学校を訪ねる卒業生が多数いる。
文化祭などでも卒業生が先生と楽しそうに会話をしているところを見ると、自分なりの人生を見つけ、生き生きとしているんだなと感じる。
我が子を送り出した入学式の時の、あの卒業生達の勇敢さ、ユーモア溢れる自分らしさ、ハンディキャップがあっても力強く生きていけるのだと確信の持てるスピーチは、一生涯忘れられないであろう。