開港時、アメリカ人宣教師の宿舎。
現在は浄土宗の寺院で、1200年代後半の創建と古い。
眞言・佛心・律・淨土の四宗兼帯寺院だったという不思議な成り立ちをしている。
開山した覚心は、没後亀山天皇から法燈国師と謚名を与えられた他、後醍醐天皇からは円明国師と謚名を与えられた名僧。
また、徳川家康入国の際には慶長年間に寺領10石の朱印状を拝領、徳川三代将軍家光の上洛に際し、宿泊所の神奈川御殿造営のため寺地を現在地へ移転したといいます。
天皇家や徳川幕府とも深いつながりがある歴史ある名刹のようです。
安政6年(1859)の開港当初はアメリカ人宣教師の宿舎に使われていました。
入口には碑が建てられています。
ヘボン式ローマ字で有名なヘボンも住んでいたそうてす。
浦島スポット。
ヘボンの宿舎だった、という他には「涙石」と呼ばれる石が。
竜宮城から帰ってきた浦島太郎が腰を下ろし、過ぎし日を偲んで涙を流したとか。
立派な赤い本堂があります。
ヘボン先生がここに居を構えていたとは知りませんでした。
横浜にはこうした歴史たる建造物や人が沢山関わっているんですね。
謂われの書いた案内板もあります。
開港当初アメリカ人宣教師の宿舎に使われていて、ヘボン(ヘボン式ローマ字の創始者)が住んでいたことでも知られています。
その成仏寺の境内に、「涙石」と呼ばれる不思議な形の石があります。
これは、竜宮城から帰ってきた浦島太郎が腰を下ろし、過ぎし日を偲んで涙を流したという伝説が残る石です。
不思議なことに、潮が満ちてくると湿気を含み、表面が濡れてくるとのことです。
もしかしたら石の表面の無数の筋は、浦島太郎が今でも流し続ける涙の跡なのかもしれません。
名前 |
成仏寺 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
045-441-2492 |
住所 |
〒221-0046 神奈川県横浜市神奈川区神奈川本町10−10 |
関連サイト |
https://otera-ichiran.com/otera-kanagawaken-yokohamashikanagawaku10/ |
評価 |
3.8 |
京急線に乗っていると見えるお寺です。
隣に墓地があります。