二ヵ領用水に沿って桜並木が続きます✨ お気に入りの...
✤ はちまんしたいりひこの圦樋(いりひ、いりとい とも)は二ヶ領用水宿河原線(にかりょうようすい しゅくがわらせん)の水量を調節し下流の洪水を防ぐために一部の水を多摩川に戻すための設備です。
堰(せき=ダム)で水を止めて圦樋に分岐できるようになっていたようです。
1910年(M.43)に設置されました。
しかし、近年になって宿河原周辺に洪水を発生させる原因となったため1988年(S.63)に撤去され、この記念碑が設置されました。
記念碑のある場所には、2011年3月に竣工400年を迎えた二ヶ領用水の記念碑と説明板も設置されています。
周辺は用水路の高さに散策路があり、流れに沿って落ち着いた空間を歩くことができる「親水公園」になっています。
用水路の両側には川崎市の緑化センターがあり、植物関係の情報を得ることができます。
入園無料の緑化センターにはお手洗いがありますが、入園は午後4時30分までです。
(11~2月は 4時まで、休館:月曜日・12/29〜1/3)1975年の航空写真を見ると、記念碑から75mほど上流のところから多摩川につながる水路が伸びています。
この水路は現在は用水路のすぐ先で暗渠(あんきょ;地下にかくれた水路)となり、上部が道路などになっています。
水路の多摩川への出口は東名高速道路多摩川橋のやや下流右岸にあります。
この水路は400年前の二ヶ領用水建設時の多摩川の堤防沿いに相当します。
多摩川はかつて大きく蛇行していたものが、洪水を繰り返して現在の流路に落ち着いています。
前述の水路の起点は当初の多摩川から二ヶ領用水への取入れ口のあった付近になります。
八幡下圦樋の堰の正確な位置はわかりませんが、記念碑の近くに堰があって前述の旧多摩川に沿った水路に圦樋が通じていたものと推定します。
「圦樋」は土手を貫通する水路のことで水量調節のための水門が設けてあります。
同様の構造は、現代では「樋門(ひもん)」「樋管(ひかん)」などと呼ばれます。
(参考:多摩区観光協会 HP、現地の説明板)なお、この記念碑の北東側近くに南武線の踏切がありますが、その名称「八幡踏切」は はちまん… ではなく、 やわたふみきり と読みます。
(❖updated: 2018-10-11 upload: 2017-12-16)
こういう場所がもっと増えて欲しい。
住宅地や道路もいいけど、景観の保護も大切だと感じる空間です。
電車から見るだけでも、桜が最高!
桜の時期は最高だがそれ以外の季節でも 緑豊かで楽しめる。
久地駅付近から宿河原駅付近にかけて、二ヵ領用水に沿って桜並木が続きます✨お気に入りの散歩道です☺
Nice place to see sakura blossoms.
久地駅付近から宿河原駅付近にかけて、二ヵ領用水に沿って桜並木が続きます✨お気に入りの散歩道です☺
名前 |
八幡下圦樋碑 |
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ジャンル |
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電話番号 |
044-935-3239 |
住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
関連サイト | |
評価 |
3.8 |
毎年必ず桜を観に行きます。
穴場でしたが、最近は海外の方も来ます。
朝、昼、夕方と天気と光の加減で風景がガラリと変わるので一度行っただけではここの良さはわかりません。