虎御前誕生の地、山下長者屋敷。
山下長者屋敷跡の特徴
山下長者屋敷跡は、虎御前の誕生伝説が残る特別な場所です。
ここでは曽我物語のヒロイン、虎御前の物語に触れることができます。
館として栄えた山下長者の歴史を感じる貴重な史跡です。
虎御前が産まれた場所との言い伝えがある山下長者屋敷。
今も雰囲気はたっぷりですね。
このあたりが山下長者屋敷跡と言われています。
土塁は残っているようです。
長者屋敷に入らなかったのでわかりません。
曽我物語のヒロイン、虎御前はここにあった山下長者の館で生まれ、大磯で遊女として働いていたという。
屋敷跡は鎌倉時代初期からの館城遺構と思われ、部分的に土塁などが残っている。
1510年、北条早雲は高麗寺要害や住吉要害を拠点として上杉氏の領国である相模国中郡へと侵攻しているが、住吉要害については逗子の住吉城説と、付近に住吉川や住吉神社のあった山下長者屋敷説がある。
名前 |
山下長者屋敷跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.8 |
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このあたり一帯は、中世土豪の拠点である遺構のあるところである。
東西二〇米、南北一一〇米の屋敷址と空壕・土塁を残している。
高麗山につづく小山から緩やかに花水川へのびた微高段丘上に位置する、この単郭方形の遺構は鎌倉時代の初めごろ造られた、初期の館形式に属するものと、考えられる。
この遺構は、山下長者屋敷といわれ、多くの伝説を秘めている。
その一つとして富士裾野で父の仇工藤祐経を討った、曽我兄弟の兄十郎祐成を助けた虎御前は、この館で誕生したといわれている。