芥川賞作家の自宅を記念館としたものです。
茅ヶ崎市開高健記念館 / / / .
開高健さん大好き、大好きなお酒マッカランを知ったきっかけ、アブガルシアを手に入れたいと思うきっかけ、何よりオーパで育った小生としては聖地なので、開高さんを知らない世代には是非一度は訪ねて頂いだい場所でございます。
茅ヶ崎の海側、ラチエン 通りの海岸近くに構える開高健記念館は閑静な住宅地に在ります。
作家で在りながら旅や釣りをこよなく愛した文人の晩年まで住んでいた宅地跡に記念館として開放しています。
中は彼の執筆した書籍や趣味の紹介をはじめ相模湾に浮かぶ烏帽子岩をドローンで撮影した普段では見られない角度からの映像が放映されています。
そうなのです。
芥川賞作家 開高健にハマったことがある人にとっては、ここはすはらしい聖地です。
彼の直筆原稿や写真、愛用の品々を見学することができますから。
一方で、今までの人生で1度も彼に触れたことのない人にとっては???。
誤解を恐れずに言うなら「ここに来て、開高健を読んでみたくなった!」とはなりません。
展示の仕方や説明方法に検討の余地があるかも。
3月の初めに行きましたが、閉館中でした。
耐震工事をするということで、10月まで閉館とか!その頃はコロナも終わっていると思いますので、また行ってみます。
開高健はよく読みました。
自分の人格形成上多大な影響があった作家でした。
ここは往時の書斎がそのまま保存され濃密な空気が漂っています。
作家がまだそこにおられるようなリアルな空気がひしひしと感じられました。
今では本屋でも彼の本が並んでいることが少なくなりましたが、ここでは大概の本は入手可能かと思います。
また庭を散策さると大開高の名言が石碑になって散りばめられており、不意を突かれて呆然としてしまいました。
大開高をしのぶファンにはありがたい施設です。
大兄の暮らした家がそのまま記念館として活かされています。
当初は館内での撮影も許可されていたのですが、現在は建物内は撮影禁止です。
展示されている数々の物言わぬモノ達が彼を偲ばせます。
少し行き方に迷いましたが、行ってよかったです。
ラチエン通りから少し入った坂の上にあります。
豪快なイメージの開高健さんが身近に感じられました。
書斎も沢山のお酒の瓶もそのまま残されていていました。
茅ヶ崎の雰囲気もとても素敵です。
開高という人間が、とても近くに感じられた。
遺品の数々、書斎の様子、展示された品々に開高が実在した人間だと感じられた。
哲学の道もそれなりに面白かった。
細々した展示品に細々と解説がついていたらもっと充実するのではないか。
思わず本を購入した。
街中の本屋ではあまり見かけないので。
御存知開高健が暮らした自宅を、現在は記念館として開放しています。
金、土、日、祝日のみ営業しています。
入館料は2017年現在200円です。
名前 |
茅ヶ崎市開高健記念館 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0467-87-0567 |
住所 |
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営業時間 |
[金土日] 10:00~16:30 [月火水木] 定休日 |
関連サイト |
https://www.kaiko.jp/%E9%96%8B%E9%AB%98%E5%81%A5%E8%A8%98%E5%BF%B5%E9%A4%A8/ |
評価 |
4.3 |
私の人生に親以外で最も影響を与えてくれた人物です。
小説家としては読み慣れないと難解な語彙を積み重ねて書き上げる手法に好き嫌いが分かれるところでしょう。
エッセイは軽妙洒脱でエスプリの効いた軽いタッチで読むのを飽きさせないものです。
小説のテーマは幅広く多感な年頃に戦争を経験した作家によく見られるように戦争の題材が秀逸でご本人も実際にベトナム戦争で南ベトナムに従軍記者としてDゾーンに従軍して200人中生き残ったのが17人という苛烈を極めた経験をしています。
人物はグルメで大食漢で大酒のみでしたね。
今回は10年振りの再訪でした。
ここに来ると先生と話しているような温かな気持ちになります。