湧水が川をつくり、道を横切っています。
朝夷奈切通 鎌倉市十二所側入口 / / .
92.朝比奈切通しアクセス:1).鎌倉駅西口から京浜急行23系統太刀洗、24系統金沢八景行きのバスに乗車して十二所神社バス停で下車します。
十二所神社前にある信号脇にある細い道(案内板あり)を右に進みます。
途中まで舗装道路ですが、途中から鎌倉古道朝比奈切通しに入ります。
15分ほど上り坂を登って行くと、切通しと呼ばれる両側が岩壁の道に出ます。
(石碑があります)朝比奈切通しから横浜市金沢区朝比奈バス停までは、ここから20分ほどかかります。
2).鎌倉駅より朝夷奈切通の石碑まで、徒歩約60分。
・鎌倉と外部を結ぶ特に重要な要路として、鎌倉七口と呼ばれる「亀ヶ谷坂切通」「化粧坂切通」「巨福呂坂切通」「大仏切通切通」「極楽寺切通」「朝夷奈切通」「名越切通」が存在しました。
・「朝夷奈切通」は、鎌倉市十二所から横浜市金沢区朝比奈町を結ぶ峠道(切通し)です。
・現行地名に合わせ「朝比奈切通 (し)」(あさひなきりどおし)と表記されることもある。
・鎌倉から三浦半島を横断する六浦道(むつらみち)にある切り通しで、三浦半島から東京湾・房総半島へ出るルートにあり、その六浦道の峠道で最大の交通難所にあたる朝夷奈切通は、鎌倉を囲っている周辺の岩山を、幅員約4メートル、高さ10メートル以上ほど切り下げて造られた開削路で、両側には幅30センチメートルの側溝があります。
・歴史書である『吾妻鏡』には、仁治元年(1240年)11月に鎌倉幕府執権、北条泰時が六浦道の改修を評議し、仁治2年(1241年) 4月から命により諸将に区間を割り当てて作らせたと伝え、建長2年(1250年) 6月には補修工事がおこなわれた。
・水運で房総半島などとつながる重要な交通路として工事は進めたが、工事が進まないことを憂慮した執権・泰時自ら工事現場に出向き、自らの乗馬で土石を運び着工に寄与したという。
その工事以前からこの道筋が存在したかは不明で、現在は公益財団法人鎌倉風致保存会が所有する十二所果樹園のある七曲りの地名のある沢筋から尾根道に上り、熊野神社を通る道筋などのルートのバイパスとして整備されたとする説がある。
熊野神社は、鎌倉の鬼門の守り神として建てられたといわれる。
・1969年(昭和44年)6月5日に「朝夷奈切通」として国の史跡に指定された。
・鎌倉周辺にある現在ハイキングコースといわれる道路には、古代以来の生活道路の名残があり、後世に鎌倉七口と名付けられた道以外にも多くの某道(里道)があったことがうかがえる。
・切通しに代わる道路として、1956年(昭和31年)切通しの北側に神奈川県道204号金沢鎌倉線が開通したことにより、幹線道路から外れ、歩行者のみが通行できる道となっている。
十二所神社バス停の脇道を神社とは反対方向に入り、小川に沿って進んだ先が朝夷奈切通の鎌倉側のアプローチ。
2020年(令和2年)2月現在、前年の台風の影響で峠付近の倒木が激しく通行禁止になっていますので、ご注意ください。
熊野神社へは横浜側からのなら行かれます。
金沢八景からバスで数分!朝比奈バス停から鎌倉へぬける朝比奈切通しへ。
ウグイスを始めとして野鳥の声、リスの声?そして清流。
雨が降ってすぐというわけではないのに山道は湧き水の影響を受けて歩きにくいくらいぐちゃグチャ。
靴に注意してわずか30分程の切り通しを楽しんでください。
疲れたら「十ニ所」からバスと言う手もあります。
夜の11時に日が暮れてから行ってみました。
ここ20日ほどまとまった雨が降っておらず、きっと足元も乾いているだろうと思い向かいました。
しかし、鎌倉側の斜面は小川が表面を流れていたようで、足をかなりぬかるみに取られてしましました。
ぜひ軽登山のような格好で行かれることをお勧めします。
肝心の切通ですが、夜に行ったためか教科書で見たよりも迫力が感じられました。
頂き付近は崖の間に2mほどの道があり、その法面は鎌倉時代のものと思われる手掘りの跡がありました。
また、観音様も彫られており、一見の価値ありです。
軽い散歩の気持ちで行ってしまいましたが、ぜひしっかりとした格好で鎌倉時代の武士になった気分で訪れてみて下さい。
歴史、地理好きにはたまらない場所でしょう。
朝比奈町側入り口から散策してこちらに到着。
足場は悪いです。
どちらもほぼ駐車スペースがないので公共交通機関の利用をお勧めします。
鎌倉霊園の太刀洗いバス亭が近くにあります。
ここからが右が一番楽、簡単に山頂へ行けます。
朝比奈方向へしばらく行き右を振り返ると、嶮しい登山道があります。
熊野神社方向から山頂。
(地図の薄い道、間違っている?ように思います)
鎌倉時代よりこれまでに多くの人々がこの切通を利用したことでしょう。
そんなことに思いを馳せながら、かつての雰囲気を今に残す切通を歩きました。
途中、歩きにくい部分もあるため、雨の日は避けた方がよいです。
鎌倉の切り通しでは、多分一番昔の雰囲気が残っている気がします。
静謐な雰囲気に圧倒されます。
ここには昔、峠村(東朝比奈村)という戸数8軒前後の集落があったそうです。
今も峠から少し離れた場所に氏神様の熊野神社があります…ここへ行くには十二所神社バス停からのピストンがいいと思います。
六浦側は人工林ですので…切り通しには「平場(ひらば)」という兵士の待機所があるのですが、ここは「平場」なのか集落跡なのか判然としませんね…切り通しの核心部は当然ですが非常に狭いです。
とてもオススメのスポットです…
名前 |
朝夷奈切通 鎌倉市十二所側入口 |
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ジャンル |
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電話番号 |
045-671-3284 |
住所 |
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関連サイト |
http://www.city.yokohama.lg.jp/kyoiku/bunkazai/sekai/asaina.html |
評価 |
4.2 |
ここの近くで撮った写真何かの史跡なのか櫓?矢倉?祠?という物でしょうか 不思議でした 珍スポット。