行けば浄化される気がします!
行けば浄化される気がします!
2019年8月31日(土)初めて来ましたここは3月11日から時間が止まったままですね。
西暦885年、勧請と伝えられる古社のようです。
震災で社殿は失われましたが、現在は仮の社殿仮社殿が建てられてます。
ご利益は、厄災除け、水難除け、交通安全、病気平癒とのことです。
名前 |
石上神社 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0225-82-2591 |
住所 |
|
関連サイト |
https://www.miyagi-jinjacho.or.jp/jinja-search/detail.php?code=310030738 |
評価 |
4.1 |
神名帳の陸奥國桃生郡の項に記載のある二俣神社か石神社の論社の一社。
当地は牡鹿郡内であったため、式内社の可能性は低い。
東松島市内を流れる鳴瀬川の河口にある。
・この付近は東日本大震災の津波の影響が大きく、現在、強靭な防潮堤の建設と土地の底上げの工事が進行中で、道路も日々新しくできていて、昔のカーナビの案内では全くたどり着けない。
・潮の香りがする、強く冷たい風の吹く中、参拝。
社殿は津波で破壊され、現在は仮の御社殿が建っている。
社殿には震災前の石上神社の記事が貼ってあって、よくみると玄松子さんの震災前のHPのコピーだった。
震災前は強い風を防ぐように、松林の中にあったようだが、今では社殿の後ろに背の高い松が数本残っているのみ。
・ここから、さらに海のほうへ向かうと、野蒜築港跡という明治初期の日本初の近代港湾の跡がある。
この港は開港して3年で台風で突堤が破壊され、そのまま使われることがなかったので、幻の港とも呼ばれている。
この跡地から海を見ると、海上に沖ノ明神岩と呼ばれる岩礁がある。
当社の御神体の一つはこの岩である。
江戸時代は石上三明神と呼ばれていて、それはこの沖ノ明神岩のほか、河口にある2つの岩を御神体としていたことによる。
河口にほかのそれらしき岩があるか、探してみたが見当たらなかった。
鳴瀬川の対岸にある白髭神社の由緒では、沖ノ明神岩の上には小さな祠があり、猿田彦大神を祀っているそうだ。
・・お参りが終わって、遠くから冷たい潮風に吹かれてしばらくぼーっと神社を眺めていた。
すると地元の方が軽トラでやってきて、参拝している姿が見えた。
周辺の家々は津波で全て流されているので、昔、この近くにいらっしゃった氏子の方なのかもしれない。
・誰ももうここには参拝に来なくなってしまったのかと思っていたが、帽子を取って、頭を下げてお参りしていらっしゃる姿を見ていると、何か冷たい風が、優しい風に変わったような、気がした。