入口に破風型の差謡道祖神。
主祭神 宇気母智神合祀神 健御名方神 菅原道真飯玉神社由来記当社は上大類村の西北部に在り氏子約百戸神域は南北約二百米、東西約二十米、参道は長く往時はその両側に杉の大木が林立し昼尚暗き鎮守の森として親しまれていた。
春秋の宵祭りには大小百余の灯籠の列が夜空に聳える杉の木立に映えて壮観であった。
大東亜戦後昭和二十七年社殿の改修工事費に充てるため神域の南半部を伐採整地し周囲に数十本の桜を植樹した。
現在ここは神苑となり町民のスポーツと憩いの場となり春の花見の頃は桜花爛漫とても見事である。
当社の祭神は宇気母智神(農耕の神)と菅原道真公(学問の神)の二柱で勧請の時は詳でない。
明治三十九年十二月二十八日村社に昇格、明治四十年十月八日当時村内各所にあった諏訪社二社稲荷社二社天神社の無格五社を合祀した。
この社には長さ五七糎、径六・八糎程で両端に相称形に切込みのある暗灰色をした緑泥片岩の石棒が社宝として安置されている。
(境内由緒碑より)神社用地に入ってすぐ左手に、神社由来碑と地蔵尊、道祖神、双体道祖神が立っています。
公園のように広い神社用地は桜の木に囲まれ、春先はとても華やかになります。
その先に鳥居があり、鳥居の先に杉木立があって、その先に社殿があります。
社殿の左側にずらりと庚申塔が並び、その中に湯殿三山供養塔と八幡宮、御嶽山大神、子大権現、鹽竈三座などの石碑があります。
名前 |
飯玉神社 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
027-352-1839 |
住所 |
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評価 |
3.2 |
社の裏手がそのまま井野川の土手に繋がっています。
今は堤防に遮られてますが、昔はもっと水辺に近かったのかなと思いました。
南北に細長い社地は、今は少しになった杉並木が入り口から真っ直ぐ縦に視線を誘導して実際よりも奥行きを感じさせますね。