旧前橋駅の歴史が、良くわかります。
前橋ステーションを出発した蚕糸は横浜で船🚢に積まれて太平洋を横断、アメリカ🇺🇸西海岸から大陸横断鉄道でニューヨーク近郊のパターソンまで。
まさに第2のシルクロードですね。
明治17年8月20日、上野から前橋まで日本で3番目の鉄道が敷設され、此処に前橋ステーションの駅舎が建てられました。
明治5年に新橋/横浜間に日本で初めての鉄道が開設されてからわずか12年後のことです。
前橋/東京間は4時間20分で結ばれ(1日3往復)、それまで川舟で3日もかけて運ばれていた生糸などの重要物資の流通は革命的な変貌を遂げました。
名前 |
前橋ステーション跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.9 |
1884年に上野-前橋間に鉄道が開通、ここが旧前橋駅(当初は内藤分停車場の名称)でした。
その後、1889年には利根川を跨ぐ橋が完成、前橋駅は川向こうの町の中心部へと移転、わずか5年しか使用されませんでした。
尚、脇のポストにはパンフレットが入っており、1887年当時の時刻表・運賃表の写しが記載されています。
現在の高崎線の上野-前橋間の所要時間は2時間弱ですが、パンフレットによると4時間5分。
当時のへっぽこ蒸気機関車であることを考えると、結構速くないですか?これ。