駐車場は広く、停めやすいです。
この場所は、約1200年前に「神津ケノクニ」と呼ばれていた群馬の首都でした。
古代の壁や建物の土台を見ることができます。
(原文)This place was used to be capital of Gunma where was called Kamitsukenokuni about 1200 years ago. we can see ancient walls and bases of buildings.
六角堂のような建物です。
上野国分寺跡地の南西部に建っています。
ちなみに(?)入場無料です。
国分寺跡地から出土された瓦片などが展示されていますが、目玉はなんといっても1/20スケールの七重塔の模型です。
「なんだ、たいしたことないな」などと言うことなかれ、実寸の5パーセントといえど高さ3mはかなりの迫力です。
高さ60mといえば20階建てのタワマンとほぼ同じ高さ。
1300年前の庶民が吹けば飛ぶ掘立式のバラックに住んでいた時代に、いきなりタワマンが建ったらそりゃ「SUGEEEE!」ってなりますわ。
もっとも、国分寺の建立意図である国家安寧が上手くいったのかかどうかは全く不明ですが笑。
駐車場は広く、停めやすいです。
そこから少し歩くので紫外線対策は必須。
周りは普通の田んぼや畑なので、夏場は虫も出ますのでそれなりの格好で行くと安心だと思います。
建物はかつての塔を模した六角形の建物で、中は発掘された瓦などが展示されています。
代金は無料。
発掘された品がまだ整理が終わっておらず、大変カジュアルに袋に入ったまま置かれているのも非常に群馬っぽい……。
同時期に建設されたという国分尼寺の遺跡も近年発掘がすすみ、詳細がわかったようで説明会の資料もありました。
国分尼寺は関越道の向こう側(東側)、フレッセイの北側の川沿いですので、当時の寺社の敷地がどれだけ広大だったのかが今も想像出来ます。
築地塀が再現されていますので、そこから当時の大きさを想像すると相当に大きい建物があったことがわかり、古墳時代からの上野国の興隆が忍ばれます。
説明員の方がとても親切で詳しく説明をしてくれます。
古墳時代から奈良平安 現在に至るまだここに上野の国としての中心施設がある理由は豊富な榛名山 赤城山の伏流水と米作り、人が集まる土地であるためとの事です🍀😌🍀。
数千年の歴史の流れを実感しました。
名前 |
上野国分寺館 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
027-372-6767 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.0 |
奈良時代に置かれた国分寺の跡である「上野国分寺跡」のガイダンス施設。
20分の1スケールの七重塔の模型や瓦などの出土品を展示しており、様々な文字が刻まれた瓦は一見の価値があります。
また、10分程度のDVD動画による上野国分寺跡の解説も視聴することができます。