藩政時代には小幡藩歴代藩主より崇敬厚く祭祀料の寄付...
御祭神 菅原道真公額部神社は、富岡市南後箇の小高い丘に位置し、藩政時代には小幡藩歴代藩主より崇敬厚く祭祀料の寄付を賜っていました。
明治四十二年(1909)九月に岡本・岩染・南後箇の諸社を合祀し字名を一字づつとり染箇岡神社とし村社と列格されました。
明治四十五年(1912)七月、野上の諸社も合祀して村内唯一の神社となり社名を改称し現在の額部神社となりました。
この神社は、学問の神である菅原道眞公を御祭神としており、多くの学生が参拝に訪れます。
境内には、建治二年(1276鎌倉時代)に講中三十六人により建立された石造地蔵菩薩立像が祀られています。
像の頭光背の上部が斜めに欠け、全体の原形は見られませんが前身部だけを半肉彫にしています。
当時の特徴をよく表しており、県内最古の半肉彫地蔵になります。
(JA甘楽富岡HPより)富岡市指定重要文化財「石造地蔵菩薩立像」地蔵菩薩は、慈悲をもって衆生の苦しみを救ってくれる仏として信仰され、特に平安時代の末法思想が盛んになると庶民の間にもその信仰が広まりました。
この地蔵菩薩立像は、建治二年(1276)十二月二十四日、講中三十六人によって、地元産出の石材を用いて造立されました。
総高61.5cmで、後部は一部欠損していますが像は完形です。
彫法は光背をもつ半肉彫で、全体に彫りは深く、首も明瞭に彫られています。
蓮弁は鎌倉時代の典型的な特徴をあらわし、同じ彫法をもつ県内の石像と比べても極めて優れています。
年号から、市内はもちろん県内でも最古に属する石像地蔵で、この時代の地蔵菩薩立像の基準を示すものとして極めて貴重な石像仏です。
(境内案内板より)
小さな神社です。
古い石碑があります。
参道は急な階段です。
石造の地蔵菩薩があります。
名前 |
額部神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
南後箇の町役場の近くの丘の上に立つ神社。
急峻な階段の上に建つ。
境内に菩薩像あり。