彼の女性遍歴が大変理解しました。
画家で詩人の竹久夢二が恋人と過ごした湯涌温泉。
ヨーロッパ諸国を訪問し日本画の講師も行っていたことはここで初めて知った。
建物も展示もきれいに整理され見やすくなっていた。
関連商品もここで買える。
営業時間/9:00~17:30(入館は17:00までに)、料金/一般300円・65才以上200円、高校生以下無料、定休日なし年中無休(展示替期間は休館)、駐車場/温泉街入口に有。
湯涌温泉は、夢二が最愛の人、彦乃と滞在した地です。
夢二の足跡が見え隠れする、金沢の奥座敷と言われる山あいの温泉地です。
そういった経緯もあり、湯涌温泉に「金沢湯涌夢二館」があります。
ミニシアターでビデオを見ていたら、ナレーションで、「京都の女が能面なら、金沢の女は内裏雛(中略)現実的な京都の女より、夢見ている加賀の女が好い」と竹久夢二が言ったとか。
金沢の女性が小躍りして喜びそうな言葉ですが、残念ながら、金沢の女性全般への言葉ではありません。
女性遍歴を重ねたモテ男夢二ですが、戸籍上の妻は“たまき”一人だけです。
上の言葉は、金沢出身の妻たまきへの言葉です。
たまきの写真もありますが、目の大きな美人で、夢二の特徴的な美人画のモデルとも言われています。
展示室は撮影禁止ですが、面白いですよ。
人形遣いの挿絵を見ていたら、何故か、“攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL”のシーンが頭から離れなくなりました。
展示室を一周して帰り際にまた見てしまいました。
夢二好きなら一度はどうぞ。
300円です。
館を出て、左側の階段を上ると、歌碑と「夢二椿」という岡山から移植した椿があります。
眼下には夢二が逗留した旅館も見えますよ。
尚、駐車場は250mほど手前にあります。
車の方は気を付けてください。
竹久夢二が嫌いです。
女性3人と親しくなる、みっともない奴。
美人画の糧になったかもしれないけど、最低な奴。
常設展示内容を見ても、男目線で書かれていて、ムカムカしてきた。
でも、愛息との関係が判る企画展では、良き父親ぶりも見えてビックリ。
後世の人が、女性3人を美化しているように読めた展示説明だったけど、当人達は夢二を恨んではいないのかもしれないと思った。
館長さんが優しくて、歌碑のある場所まで案内して下さいました。
ありがとうございます😊
二階建て、一階の常設展示もさることながら、二階(エレベーター有り)での特別展示がいつも凄い! 夢二って独特のフアンがご指名でリピートしてるし、金沢市の文化振興財団で遣ってるから入館料も安いよ(高齢者は特に安い)一見の価値有りだね!
名前 |
金沢湯涌夢二館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
076-235-1112 |
住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 9:00~17:30 |
関連サイト | |
評価 |
4.1 |
入り口付近にある「湯涌なる/やまふところの/小春日に/目閉じ死なむと/きみのいふなる」という夢二らしい強烈なインパクトのある歌を見て入館したのですが、学生時代から抱いていた夢二観が大きく変わるきっかけになりました。
企業家としての姿が同居する詩人でもある夢二には、少し違和感を覚えますが、この歳になると何となく、その違和感を超えて調和すら感じてしまい、そういう夢二に改めて親しさを覚えました。