能美市辰口の、のの石・ばば石この岩は、古くから「ながもとの大岩」と地元の人から呼ばれており、様々な言い伝えが残されています。
大きな岩を「のの石」そのかたわらにある小さな岩を「ばば石」と呼び、道行く人達は、畏敬(いけい)の念をもって眺めていました。
「のの石は、一年に米一粒大きくなり、ばば石は反対に小さくなっていく」と言い、また、「のの石の表面には、小さな穴がいっぱいあいているが、ばば石はつるつるしている。
少しずつ近づいてゆき何万年か後には一緒になる。
その時は娑婆(しゃば)が終わり」などと言われています。
「昭和29年の土地区画整理の際に、村中の人夫で岩を動かそうとしたら、四月の晴れた日だというのににわかに曇りだし、あられ混じりのすごい日になった。
」と古老が語ってくれました。
以後「のの石・ばば石」は道のかたわらで人々の往来を眺めています。
【傍らの由緒書】から転記。
子供の頃には巨大な石だと感じた。
名前 |
のの石・ばば石 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.7 |
いしかわ動物園の近くにある、とても大きな岩。
大きいほうが「のの石」、小さいほうが「ばば石」らしいです。