内陸の大垣が太古は海底にあったことを示す貴重な隆起...
明星輪寺の横の石灰岩の魁偉な露頭の山。
元は何らかの行場だったのかも知れません。
すぐ裏手にまで石灰鉱山のベンチカットが迫っていて、いささか考えさせられました。
大垣市の西北端にある金生山(標高217m)は東西1km、南北2kmの丘陵で、石灰層の山になって、内陸の大垣が太古は海底にあったことを示す貴重な隆起石灰層ですよ。
金生山一帯は約2億5千万年~3億5千万年前の海底古生物の推積が地殻変動によって隆起し日本屈指の陸貝の生息地としても知られているそうですよ。
この公園は、金生山の山頂の明星輪寺境内の上方にあり、大自然の巧みな造形によるカルスト台地の縮小版として、無数の奇石・怪石が群立した石灰岩質のカルスト地形を形成しています。
金生山頂上からの眺めが素晴らしく、岩の間を歩くことがほとんどですので、歩きやすい靴、服装で行くのがオススメですよ。
岐阜県大垣市の金生山の山頂付近にある公園で明星輪寺の脇から登った所になります。
「くぐり岩」「ごとごと岩」「屏風岩」など色々な名前がついた岩が所々に点在しています。
虎の石彫りや牛の石像などもあり、「ごんげん岩」という岩には観音様が描かれています。
岩巣公園の頂上からは濃尾平野が一望できる絶景を楽しめます。
明星輪寺の山門の前まで車で行く事が出来ます。
大規模な石灰石採掘場、太古の昔の化石類の発見、等々で知られる「金生山」。
そのとてつもない急坂を登り詰めた先、明星倫寺さんに隣接する形で存在します。
明星倫寺さんと共にクルマでのアクセス可能ですが、なにせ急坂なので運転にはくれぐれも御注意ください。
しかしその急坂故にたどり着いた先はまさに絶景です。
素晴らしい眺望なので暫し時を忘れることでしょう。
是非天気の良い時に訪れてみてください。
寅像の由来不破郡赤坂町新丁【彫刻師】清水金峯(きんぽお)翁(本名常五郎)明治十一年九月二七日寅年生まれ、生涯大理石で寅の置物政策を主に生計していた、当時で日本三尊佛(虚空菩薩)といわれ金生山明星輪寺の御本尊は、丑・寅歳の守護佛でもあります。
金峯翁は、古希(七十歳)を期に、その一角の岩に寅像を掘ることを発願し、標高約二百m・道程八kmを徒歩、荷車等で日参じ手彫りで労苦の上、昭和二十九年十月七十七歳で虎像を浮かびあがらせ虚空蔵菩薩様に奉納した。
(昭和四十一年十二月十八日 八十九歳没)
岩巣公園は明星輪寺本堂より高い位置の斜面に広がっています。
公園名を象徴する無数の奇石・怪石、仏様のペトログリフ、大きな牛と虎の石像のほか、境内図にはアタゴ社とカタカナで書かれている小さな社や稲荷と習合した(白狐が社の脇を固めていました)荼枳尼天の社、蔵王権現堂、巨大な五輪塔などがあります。
濃尾平野が望める絶景も見逃せません。
私が訪問した時(平日の午前中)は誰とも出会うこともなく園内を独占できました。
色々な岩があっておもしろいです。
明星輪寺の奥にあります。
適当に通れそうな場所を選んで行きましたがプチ探検家気分で童心に返ります?!
金生山の地形を活かした公園は虎や牛の彫刻があったり、奇石・怪石に名前が付いていたりと面白かったです。
ベンチが置いてある展望台へ行くのに少し迷ってしまったのもまた一興。
そこからは遠く名古屋の高層ビル群も見ることができました。
岐阜では珍しいカルスト台地の園地。
園内には、名前の付けられた岩がいくつかあり、全部回ってみる理も良いかも?ただし、ハッキリとした通路が有る訳でもなく、回りは似た様な景色で、ちょっとした迷路みたい。
ベンチも有り町の景色を眺めて楽しむ事もできる。
名前 |
金生山岩巣公園 |
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ジャンル |
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住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
関連サイト | |
評価 |
4.2 |
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奇岩がたくさんあり楽しい 景色もめちゃくちゃいいお寺のすぐ上で右の方に登って行くと岐阜のピラミッドがキレイに見える観音様とか虎の彫刻とかもこの公園のエリアなのかな?くぐり岩とかあったが狭すぎて入る気にはならなかった。