数々の国指定の重要文化財がある此方の宝物館はオスス...
白山比咩神社 宝物館 / / / .
国宝である短刀の「吉光」(石川県立美術館に寄託されているそうです)をはじめ、数々の国指定の重要文化財がある此方の宝物館はオススメです。
特に木造の狛犬は凄い。
平安時代と鎌倉時代、それぞれの狛犬が対で並んで置かれていて、それぞれ寄木と一木造、体は黒漆、唇や舌は朱、キバは金泥が施されています。
実にかっこいい!造られたキラキラの往時の御姿をつい偲びました。
何年か毎に虫干しの様な事をしないと保たない、と館の方が言ってましたね。
元は社殿の中や軒下などに置かれていたそうですが、何しろ木ですからね。
ヒノキですから。
よくぞ遺して下さった。
今後とも大事にされて行く事でしょう。
鎌倉時代の方の狛犬は「藤原秀衡の寄進」とあり、頼朝さんが寄進したり、義経さんが詣でたりと何かと源氏に縁(ゆかり)のある比咩神社ですが、平泉の秀衡さんとは時代がズレてるそうで、 “ 伝 ” が例によって眉唾みたいですね? ありがちありがち。
それでもこの「狛犬」「獅子狛犬」は素晴らしい物には違いないので一見の価値ありです。
展示物に「行光」という大人の身長以上の大太刀があり、その前には長さ体験ができる模擬刀や、重さ体験ができるダンベルがあり楽しいですよ。
こんなんで怪力の武将が、バッタバッタと人間を薙ぎ倒した事を想像すると何とも恐ろしい!因みに熱田神宮に伝わる真柄直隆の「太郎太刀」の本物はこちらである、という説もあるそうです。
藩の祖、前田利家公をはじめとする歴代藩主の書状に御名と花押があり、詳しくないので本人の字なのか判りませんが、色々想像しちゃいますね。
あーそうか。
その事も館の受付の方に訊くんだったな。
相撲の炎鵬や遠藤、輝(何れも石川出身)について話し込んじゃって肝心の展示物について詳しく訊かなかった。
だら(阿呆の意)やなー。
またいつか話を聴きに寄りますね。
一般300円(高校生以下無料)境内は参拝客で賑わっていたが、こちらの宝物館には誰も来ず一人貸し切り状態。
存在が知られて居ないのか、みなさん興味が無いのかわからないが、結構良いですよ?時代毎の有力者からの奉納、献上品が主だが発掘で出土した銅鏡なども有り、白山信仰がいかに古い時代から影響力を持って居たかが良く分かる。
国宝、重文に指定されている品もありまさに宝物。
国宝「剣 銘吉光」や重文「木造狛犬」の他にも文化財指定は受けてないが、個人的に「真柄十郎の太刀」の迫力が圧巻だと思う。
この太刀は刀剣乱舞で「次郎太刀」として人気らしいですね。
入館時に「しらやまさん」オリジナルの小さなレターセットが貰えます。
成り立ちを知ることができる。
白山曼陀羅、玉井敬泉作の御来迎図、そして真柄十郎左衛門が使った太刀行光,がある 長さ186センチ重さ7キロ。
平安時代と鎌倉時代に作られた木造の狛犬があります重要文化財だそうです狛犬マニアは必見です。
主に白山信仰にまつわる宝物と前田家にまつわる宝物とが展示されていました。
中はそんなに広くはないです。
夏に伺いましたが空調が無かったためかなり暑く、うちわがあった方がゆっくり見れると思います。
主に白山信仰にまつわる宝物と前田家にまつわる宝物とが展示されていました。
中はそんなに広くはないです。
夏に伺いましたが空調が無かったためかなり暑く、うちわがあった方がゆっくり見れると思います。
名前 |
白山比咩神社 宝物館 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
076-272-0680 |
住所 |
|
営業時間 |
[月火水木金土日] 9:00~16:00 |
関連サイト | |
評価 |
3.6 |
2020年10月訪問。
鎌倉時代の木製の狛犬などのお宝も見ることができますが、国宝の刀や鞍は石川県立美術館に寄託してあるということで、かなりガッカリです。