現存する我国最古の三重塔だそうです。
お寺の名前の言い方、ほうきじ、ほっきじ、どちらが正しいのかお尋ねしたところ、昔からは、ほっきじと言ってきたが、法隆寺地域の世界遺産登録の時、法隆寺の言い方にあわせて、ほうきじ、とも言うようにしたとのこと。
したがって、両方とも正しいとのこと。
世界遺産。
日本最古の三重の塔。
法隆寺地域の仏教建造物(ほうりゅうじちいきのぶっきょうけんぞうぶつ)として、1993年世界文化遺産として登録された。
法隆寺とならび世界最古の木造建築物。
この法起寺は、世界遺産に登録までは、『ほっきじ』と呼ばれていたらしい。
遺産登録の時に、紛らわしくないよう法隆寺の要請で、『ほうきじ』に変わった。
以前は、岡本寺とか、池後寺とか呼ばれていた時期もあるそうで、その存在が大切なのであって、呼び名は厳密にはあまり気にしなくていいのだろう。
ここには是非徒歩で巡ってほしい。
周辺には田畑が広がっていて、見晴らしがいい。
歩いてゆくと、田畑の先に三重の塔が見えてくる。
この情景が一番見映えがよかった。
はるか七世紀のころも、やはり回りが田畑で見晴らしがよくランドマークだったのか、あるいはむしろ当時は家が立ち並び、栄えていたのか。
当時を思いながら歩いて、段々と塔が大きくなるのがとても良い。
境内の参拝には、300円かかる。
国宝でもある、三重塔は高さ24.5メートル。
世界最古の三重塔であり、飛鳥時代の木造建築です。
おなじ斑鳩の法隆寺五重塔より早くできたものの、着工が五重塔のほうが先だったことで世界最古の木造建築としては五重塔があげられる。
屋根の後輩が緩く、軒が深い造り、雲形の肘木などはどれも飛鳥時代の様式を伝えている。
近くでも見ても、あまりその形はわからないが、遠方より見ると現代各所でみかける五重塔より、軒が深い様はよくわかる。
一目で古代を連想させる造りをしている。
同じ境内に、重要文化財の木造十一面観音菩薩立像がある。
これは杉の一木より切り出したもので、10世紀の作品。
また、保管庫には江戸時代の石像が多数安置されている。
300円にはあまりある見所のあるお寺です。
高さ23.9m、慶雲3年(706)に建立されたという、現存する我国最古の三重塔だそうです。
昭和の解体修理で可能な限り創建時の形式に復元されたそうです。
国宝 法起寺の『三重塔』は飛鳥時代の末期706年に建立され 高さが約24mで日本最古の三重塔です しかし鎌倉時代末期には 徐々に寺が荒廃し室町時代には 各伽藍が崩壊し 三重塔だけが残る迄に至りましたソノ後 江戸時代の初めの1672年に修復され現在の塔は 1972年に行われた大規模解体修理が行われ時のモノとの事ですまた塔内の真ん中には 八角形の心柱があり長き時代を耐え支えてきた形跡を 垣間見るコトが出来ました国宝三重塔は 小さな寺の境内の各伽藍と有り ソノ美しい姿は沈む夕日に映え 長閑な斑鳩の地で 誇らしげに佇んでいました。
名前 |
法起寺三重塔 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0745-75-5559 |
住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 8:30~16:30 |
関連サイト | |
評価 |
4.2 |
秋桜の季節絵になる三重塔です。