名前 |
長徳寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
042-761-9594 |
住所 |
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評価 |
4.3 |
「長徳寺」(ちょうとくじ)は、曹洞宗の寺院です。
『風土記稿』によると津久井の「功雲寺」の末寺で、山号を大瀧山(だいりゅうざん)といい、釈迦如来を本尊としています。
開基は鳳山良長(ほうざんりょうちょう)、開山は州山洞益(しゅうざんどうえき)として、慶安2年(西暦1649年)に11石1斗の朱印地を与えられています。
伝承では、鳳山良長はもともと武士で、いつの頃にか起きた合戦で多くの部下を亡くしたため、相模川沿いの崖下に小さな堂を建て、自らが出家してその霊を弔ったといわれています。
その後、子の高岩(こうがん)、孫の全亮(ぜんりょう)と供養が3代続き、やがて「功雲寺」から州山洞益を迎えて開山としましたが、崖崩れのために小堂は倒壊し、現在地に再建したとされています。
境内の鐘楼の脇には、文政2年(西暦1819年)建立の「徳本念仏塔」があります。