明治初年村社に列せられ、御神体は玉石である。
渋川市上白井〔玉山神社〕に〔芭蕉霊神塚〕と呼ばれる碑が建っている。
碑の中央に 芭蕉霊神 とあり、その両側に 馬遠曽幣 詠類雪能 阿志多可難 馬をさへ ながむる雪の あしたかな と刻まれている。
神社は国道17号(三国街道)に面していて交通量が多く、車を停めるのに苦労する。
100㍍ほど東側、上越線の線路脇(旧沼田街道)に〔良夜塚〕と呼ばれる芭蕉句碑が建っている。
雲をりをり人を休むる月見かな。
名前 |
玉山神社 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0279-53-3605 |
住所 |
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評価 |
3.5 |
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主祭神 活玉依媛命合神 宇迦御魂命 菅原道真当社は、明治初年村社に列せられ、御神体は玉石である。
鎌倉時代の上野国神名帳群馬郡の項に「正五位玉山明神」とあり、後背の櫃山(浅間山)に神社名義の山林を保持し、境内地を玉が岡と呼んでいるのはこの社号による。
平安末期、都を追われた藤原栄房・国房兄弟が流浪の果この地に足を留め、祀っていた屋敷神を勧請したとの由来があり日暮れもとであったため、暮沢と名づけて定住、後藤家の先祖となる。
(案内碑より)市指定史跡・芭蕉霊神塚「馬遠曽幣詠類雪能阿志多可難(馬をさへながむる雪のあしたかな)」と刻まれています。
当地の俳人後藤錦秋、生方可交ら玉ヶ岡連中が、安政3年(1856)ごろ建立したものです。