名前 |
神守寺 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
神守寺(じんしゅじ)。
曹洞宗の寺院。
御本尊は釈迦牟尼仏。
この辺りがまだ村だった頃は神守寺とは言わずに宇田のお寺と言っていたそうです。
宇田のお寺と呼ばれていた頃は正月を過ぎた頃にはどんどん焼きを、盆には盆踊りや迎え火・送り火なども行なっていたとのこと。
また、養蚕が盛んな土地柄のためか、どんどん焼きの前には山から枝を取ってきて、その枝に団子をつけ、どんどん焼きの火でその団子を炙って「お蚕様」が無事に育つように祈って食べていたそうです。
因みに。
2匹の蚕が繭を作ると大玉と言って売り物にはならないため、自宅で生糸を紡ぎ、機織り機で反物を織って、子供達の着物を作ったり売ったりしたとのこと。
話は変わり。
先先代の住職には二人の子供がおり、弟さんが継ぎましたが、その後、跡を継ぐこ者が居なくなったため住職のいない寺院となり、今では檀家の方達が管理しています。
蛇足宇田には北組、中組、南組、寺田組、宿(しく)組があったとのこと。