彫刻が綺麗でした。
こちらには「神様になった力持ち」という伝説があるそうです。
遠い昔の話。
五郎兵衛という若者が、力持ちになりたいと思い、愛宕神社に願を掛けました。
毎日々々、石を背中に負い、神社まで運んでは一生懸命に祈りました。
二十一日目の満願の日、神様が現れ「お前の願いを聞き届けよう。
その石を全部持ち上げてみなさい」と言いました。
五郎兵衛が言われた通りにすると、いままで運んできた石を全部背負うことができました。
その日から五郎兵衛は、あちこちで力自慢をして村人を驚かせ「力五郎兵衛」などと呼ばれて、鼻高々でした。
ところが、ある日のこと。
五郎兵衛が愛宕神社の前を通りかかると、天狗が現れて「おい力自慢の五郎兵衛。
ワシと相撲を取ろう」と挑んできました。
五郎兵衛は喜んで相手になりましたが、とてもとても天狗には敵わず、投げ飛ばされてしまいました。
「五郎兵衛よ、力は自慢するものではない。
他人のために使えよ」天狗は、そう言って五郎兵衛を戒めました。
五郎兵衛は深く恥じて、それからは心を入れ換え、亡くなってからは石宮に奉られ、神様になったということです(*^^*)
祭神 火産霊神 大国主命 建御名方命 大雷命 保食命 建速素盞鳴命 菅原道真命 大山祇命 櫛御氣野命 木花咲耶姫命 大物主命 迦具土命由緒愛宕神社の由緒は古く、波志江村字愛宕山の古墳山頂に祀られた火産霊神として、愛宕大明神と称され、大人六人で抱えると言われたご神木は、遠く前橋野中村からも見え、旅の帰りに利根を渡ると愛宕の森が見え、ほっとしたと古老から聞かされてきました。
江戸時代末波志江八景の歌には愛宕山夜雨と題して「愛宕山宮のあたりの雨の音にふりさけ見れば夜半の松風」と詠われ、山林三町五反八畝余りの社地の景観が伺い知られます。
(愛宕神社社殿造営記念碑より)
名前 |
愛宕神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
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波志江町にある神社で昔住んでいた場所の近くで良く遊びに行きました。
当時ラジオ体操を夏の朝していました。
別に怖くない神社で道の並びにありました。